【夏こそ練習⑥】思い出のあのオフトレ施設は今…?2025年最新スノボオフトレ施設のオープン・閉鎖情報まとめ


【夏こそ練習⑥】思い出のあのオフトレ施設は今…?2025年最新スノボオフトレ施設のオープン・閉鎖情報まとめ

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Hayate

全国転勤型スノーボーダー。3~4年に一回の転勤により、全国各地のゲレンデ付近に住む権利を与えられた40代。行ったことがあるゲレンデは道央・会津・沼田・白馬・妙高・奥美濃・兵庫を中心に50以上。豊富な経験をもとに効率的にスノーを楽しむコツを発信。
主なスタイル:キッカー・パウダー

スキー・スノーボードジャンキーの皆さん、夏ですね!いかがお過ごしですか?

今年もオフトレに励んでいる人、今年こそはオフトレを始めようと燃えている人、久しぶりにオフトレを再開しようとしている人・・・、あなたはどれに当てはまるでしょう??

いずれにせよスノージャンキーとしては、真夏でもスノーで頭はいっぱいですよね!!

さあ、今回は、久しぶりに「ガッツリ練習したいな〜」なんて昔の血が騒ぎ始めた方必見の内容です。 仕事や家庭がひと段落して、いざオフトレ施設に行こう!と思っても、「あれ、昔通ってたあの施設、今どうなってるんだっけ?」って気になりませんか?

実はここ数年で、スノーボードのオフトレ施設は結構入れ替わりがあるんです。 「行ってみたら閉まってた…」なんて悲しいことにならないように、今回は【夏こそ練習】シリーズ第6弾として、最近オープン&クローズしてしまった主要なオフトレ施設情報を一挙にまとめてみました!!

まずは気になる…閉鎖してしまった施設たち

まずは無くなっちゃった方からです。

「え、あの施設も無くなったの!?」と驚く方もいるかもしれません。思い出の施設もあるかと思いますが、まずは現実から。

  • スノーヴァ溝の口-R246(神奈川県)
    2020年3月末で、20年の歴史に幕を閉じました 。施設の老朽化や利用者の減少などが理由だそうです 。室内随一といっても過言でないビッグキッカーと、同じく大きなハーフパイプが特徴でした。
    こちら出身のプロも多くいたかと思います。首都圏スノーボーダーの聖地でしたよね。個人的には人生で新横浜の次に行ってみたオフトレ施設でした。思い出も多く・・・残念です。
  • スノーヴァ羽島(岐阜県)
    東海エリアの室内ゲレンデとしてお馴染みでしたが、2021年11月末をもって閉鎖されています。こちらはハーフパイプはありませんでしたが、コンパクトな空間に2つのスタート台を用意したしっかりとしたキッカーと、ジブレーン・フリーランレーンと充実した施設でした。週末にはよくジャンプコンテストなどのイベントも開催していましたね。ショックを受けた方も多いのでは。
    奥美濃のスキー場に行った帰り、その日の滑りに納得が行かなすぎて岐阜羽島で途中下車して夜中練習したのはとても良い思い出です。カチカチすぎて友人が着地失敗してアゴ血まみれになっていました。
  • 若杉高原おおやマットジャンプ(兵庫県)
    施設の老朽化のため、2024年シーズンをもって営業を終了しました 。14年間も続いた施設なので、西日本のジャンパーにとっては痛手ですね。
    私はこちらは行ったことはありません。良い評判を聞いていただけに、営業している間に行っておけばよかったと後悔。オフトレ施設のなかでは市街地からちょっと遠かったです・・・。
  • Flyhillつくばみらいジャンプスキー場(茨城県)
    明確にクローズのお知らせは出ていませんが、Instagramの情報によると「スタッフ不足により2025年は営業しない」とのことです。
    去年いたスタッフの方が独立して事業を始めたとか。
    私は2024年、久々にオフトレをしっかりやったのですが、その際に大変お世話になりました。夜は虫が多い、というか変なデカい虫が出るので、それにビビっていると自然と周りの人と仲良くなれる独特の空間でしたw。
  • 大阪ウォータージャンプ O-air(大阪府)
    今回一番の衝撃。この記事を書こうと思ったきっかけです。
    2024年10月末で、運営会社による運営が終了となりました 。ただし、施設を引き継いでくれる新しい運営先を募集しているそうなので、復活の可能性に期待したいところです!
    ここでできるようになったトリック、いっぱいあります。ピタ着したときの鼻に入ってくる水しぶきと、ゆっくり水中に沈んでいく感じは忘れられません。真夏の間にハマってしまって肌寒くなってもウェットスーツきて頑張って飛んでましたね。KINGS行けよwとか言いながら・・・。

暗い話だけじゃない!新しくオープンした施設はこちら!

さて・・・、気を取り直して、思い出の施設がなくなるのは寂しいですが、新しい施設も続々と誕生しています!

時代のニーズに合わせた、進化した施設をチェックしていきましょう。

  • 【2017年OPEN】長野BRUSH?(長野県)
    今やオフトレ施設の定番となった「BRUSH」の長野バージョンです 。人工芝のブラシの上を滑る施設で、ジブの練習メインですね。ボックスやレールなど、基礎からじっくり練習できるのが魅力です 。久しぶりのリハビリにもピッタリかもしれませんね!
  • 【2020年OPEN】EARU PARK(茨城県)
    2020年10月に茨城県にオープンした施設です 。 こちらは比較的小規模なプライベートパークのような雰囲気で、利用には注意が必要かもしれません。特に平日は予約が必須だったり、ルールが細かく決まっていたりすることもあるので、遊びに行く前には必ず公式サイトの最新情報をしっかり確認するようにしましょう!
  • 【2024年OPEN!】NICO EMI PARK(東京都西多摩郡)
    2024年にオープンしたばかりの、今一番ホットな施設がこちら! なんと、スケートボードとスノーボードの複合オフトレ施設なんです 。場所は東京都の瑞穂町で、圏央道の青梅ICから10分ほどとアクセスも抜群 。関東最大級の屋内スケートパークも兼ねているので、横ノリ好きにはたまりませんね 。ジブレーンは2024年9月に、ジャンプレーンも11月にオープンしています 。都市部からサクッと行ける最新施設、要チェックです!

おまけ:業態が変わっている施設

この項目で触れたいのは「スノーヴァ新横浜」についてです。

飛びたい!ハーフパイプしたい!という気持ちで向かうと、アレッとなるかもしれません。

今は旧ハーフパイプの中にキッカーを移設しており、以前キッカーがあったところは平バーンとなっています。ジブデーには多くのアイテムが出てきますが、その日以外はフリーランを練習するのに適したレイアウトになっているようです。

私はここで生まれて初めてハーフパイプに挑戦しました。キッカーも、ドロップインの角度に怯えながらなんとか習得していきました。痛い思いも怖い思いもいっぱいしました。キッカーのニーズはマットジャンプ等に移ったがゆえのレイアウト変更なのでしょうが、一抹の寂しさは募りますね・・・。

まとめ:自分に合った施設を見つけてオフシーズンも楽しもう!

春のスノーパーク

こうして見ると、施設の老朽化などで閉鎖する施設がある一方で、スケートパーク併設のような複合型施設や、都心からアクセスの良い施設が新たにオープンしているのが分かりますね。

室内ゲレンデは施設を冷却する電気代・安全を維持する管理代が高騰化したことで閉鎖の流れでしたが、マットジャンプ・ウォータージャンプの施設も「老朽化」が取り沙汰される時期がきてしまいました。オフトレ施設はまさに「入れ替わりの時期」に入っていると言えそうです 。

久しぶりにオフトレを再開しようと思っている皆さん、昔の感覚を思い出すのにも、新しい技術に挑戦するのにも、夏場の練習は最高に楽しいですよ! 今回紹介した情報を参考に、ご自身のスタイルに合った施設を見つけて、ぜひオフシーズンもスノーボードを満喫してくださいね!そして次の冬にはヒーローに!!!


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