【格安スマホ】楽天モバイルは山で繋がらない?福島県の奥地たかつえスキー場で検証してみた


【格安スマホ】楽天モバイルは山で繋がらない?福島県の奥地たかつえスキー場で検証してみた

この記事を書いた人

Hayate

全国転勤型スノーボーダー。3~4年に一回の転勤により、全国各地のゲレンデ付近に住む権利を与えられた40代。行ったことがあるゲレンデは道央・会津・沼田・白馬・妙高・奥美濃・兵庫を中心に50以上。豊富な経験をもとに効率的にスノーを楽しむコツを発信。
主なスタイル:キッカー・パウダー

スキー、スノーボード、ウィンタースポーツを愛する全ての皆さん!

ちょっと教えてください。スノーしている最中の必須アイテムってなんでしょう?

もちろんギアやウェアなどは必須ですが、それらを除けば1番なのがスマホじゃないでしょうか。

写真撮ったり動画撮ったり、SNSですぐにつぶやいたり、友達や家族とはぐれたときに連絡とったり…、最近では位置情報共有アプリで情報交換するのも流行っていますよね。

そこでもう一つ教えてください。皆さんのキャリア会社ってどこでしょうか?

スキー場ってやっぱり山奥なので、電波が繋がるかどうか不安…、だからdocomo、au、softbankの3大キャリア以外考えられない!という方も結構いるんじゃないかなと思います。リフト券代を捻出するためにも格安スマホを使いたいけど、町中はともかくスキー場は繋がらないでしょ…って感じですよね。

そんな方へお伝えしたいのですが、実は私「楽天モバイル」ユーザーなんですが、スキー場でもメチャメチャ繋がっているんです。「楽天モバイル」とは・・・CMとかでおなじみのコイツですね↓

データ無制限で2,980円!国内最安を争うキャリア会社です。ここがメチャメチャ繋がるなら、特に3大キャリアの方は乗り換えて浮いたお金をギア購入やリフト券代に回す方が賢い選択肢なのではないでしょうか??

とはいえ、いきなり言われても本当に繋がるのか信じられないと思います。そこで今回は、私の楽天モバイルスマホを持って、福島県の奥地にある

会津高原たかつえスキー場

までの道中&場内での繋がり方を検証してみました!

たかつえスキー場を知らない方、こんな感じ↓のところにあります。

まさに奥地、秘境…!!ここで問題なく繋がるのであれば日本のスキー場はだいたい繋がると考えても良さそうなくらいのインパクトを受けますね。

それでは、早速見ていきましょう!

はじめに:楽天モバイルどれだけ安いんだっけ?

はじめに前提の確認です。安い安いと言っているけど、本当にそんな安いんだっけ??2,980円とか書いてあるけどウソじゃないの?

そんな方に実例をお見せしましょう。以下は、直近のシーズンにおける私の楽天モバイル料金料金です。

  • 2024年12月:2,401円
  • 2025年1月:2,181円
  • 2025年2月:2,181円
  • 2025年3月:2,383円

2,980円どころかもっと安いです。ご自身のスマホ料金と比べてみてください。大半の方より安いんではないかなと思います。

2台スマホを持っていることもありません。さらに言えば家にwifiがなく、通信環境全般を楽天モバイルとそのテザリングに頼っています。にもかかわらずこの値段です。(重いものアップロードするときはカフェのwifi使ったりしてますが。)

料金はひと月あたりのデータ通信量により自動で変動する仕組みとなっており、それが基本プランかつ唯一のプランですのでとてもわかりやすいです。通信量3GB以内・20GB以内・それ以上の3区分あり、上の例は全て20GB以内でした。3GB以内なら↓のバナーの通りさらに安くなります。

三大キャリアの月額料金は7,000円くらい?でしょうか。そう仮定すると、シーズン中だけでも2万円削れていることになります。年間にしたら6万円です。6万円削れたらギア買い替えできますし、リフト券どころかシーズン券だって買えちゃいます!!

何度も繰り返しますが、削れるお金は削って別のところに回したほうが絶対良いスノーライフが送れるはずですよね。ただし、これは電波がある、繋がる場合です。繋がらないなら安かろう悪かろうです。

さあ、ここまでで「はたして楽天モバイルはスキー場で繋がるのか?」を検証する価値があることがわかったと思います。それでは具体的な検証をはじめていきましょう〜〜〜!!!

検証その1:スキー場までの道中での繋がり方

今回の検証はその1その2に分け、その1ではまずスキー場までの道中でどうなのかを見ていきます。

道中で電波が無くなってしまうと、次のようなことが困りますね。

  • ストリーミング再生で音楽を聞いている場合、再生されなくなる
  • クルマで向かっていて、トラブルで自走不能となった場合、ロードサービスへ連絡ができない

特に2つ目は致命的です。スキー場に向かう雪道となるので、バッテリー上がりやパンクといったよくあるトラブルのほかにも、スタックして脱出できない、アイスバーンで滑って衝突事故、などが発生する可能性があります。そのときに電波が無いと、下手すると命に関わるかもしれません。

ということで、丁寧に確認していきましょう。たかつえスキー場へは東北道の西那須野塩原ICから向かうのが一般的です。そこでここではICを降りてすぐの「道の駅 塩原」→たかつえまでの区間で、楽天モバイルである私のスマホのスクリーンショットをもとにいくつかのポイントで電波状況をチェックすることとします。スクショを撮ったポイントについてはgoogleマップで現在地を表示させることで示します(蛇足ですがスクショ撮影時は停車しています)。

※スクショだけじゃよくわかんねえ!という方、この章の最後に映像を用意していますので、お手数ですがそちらと見比べながら読んでみてください。

まず、スタート地点となる「道の駅 塩原」での状態です。

電波_道の駅塩原

さすがまだ市街地に近いスタート地点、5本全部立っています。バリ5っていうんでしょうか。オッサンなのでついついバリ3って言いたくなりますが。

どんどん見ていきましょう。約10分後、ハンターマウンテン塩原と塩原温泉郷の分かれ道となる「福渡交差点」での状態です。

こちらも変わらず良いですね。むしろこの先に塩原温泉郷という観光地があるので、ある意味では当たり前かもしれません。

しばらくこの傾向は続きそうです。ということで、続いてはグッと進んで、ハンタマを通り越して日光方面との分岐の交差点付近まで行ってみましょう。

電波3_日光方面分岐

急に電波無くなりました。

周辺にはわずかながら民家?廃墟?のようなものも見える区間なのですが…。私はこのときspotifyのストリーミングで音楽を聞いていたのですが、急に無音になってビックリしてしまいました。

もしかしてこのまま到着までずっと電波無いんかな??という不安がよぎりましたが、ビビっていてもしょうがありません。とりあえず行ってみましょう。

電波4_南郷だいくら分岐

電波復活!

約12分後の撮影ですが、実は5分後くらいには電波戻っていました。

5分後であれば、時速45kmくらいで走行していましたので、電波無し区間は約4kmくらいとなります。4kmであれば万一のトラブルのときも1時間程度で歩けますので、なんとか立ち往生せず助けを呼ぶことができるでしょう。

ホッとしました。spotifyも復活してお気に入りの「90年代MIX」を流してくれています。このまま電波が続くことを祈ってます!!

電波5_分岐後山道

はい、電波再び無くなりました。

わずか10分後、また無くなっちゃいました…。

この付近は数少ない難所で、ヘアピンカーブが連続しているところです。民家なども全くありませんので、まあ正直電波なくても仕方ないかな〜って感じです。

電波6_最後の分岐

もう10分したら電波復活しました。

ヘアピンカーブを抜けて、周囲にはお店や民家があるあたりです。

電波有るところ無いところの傾向がはっきりしているのかもしれません。以前見たニュースによると、楽天モバイルは大手キャリアでは後発ですので自前回線エリアの増大と「カバー率」の引き上げに躍起になっているとのこと。

「人が住んでいそうなところはカバーする」「人が住んでいなそうなところは後回し」ということでしょうか…。

電波7_スペーシア駐車場

その後は途切れることもなく、電波を保ったまま駐車場まで到着しました。この日は「スペーシア」側に到着です。「スペーシア」の方がレストハウスがキレイなのでお気に入りです。

参考:同じ区間を撮影した動画

スクショだけ見せられても道中の雰囲気がわからない!という方向けに、同じ区間を撮影した動画を用意しました。そちらも見ながらイメージを湧かせてもらえれば嬉しいです。それぞれスクショのタイミングに該当する時間はこちら。

  • 道の駅塩原 1:30
  • 福渡交差点 2:30
  • 電波なかった日光方面分岐 5:42
  • 南郷だいくら分岐 9:02
  • その次の電波なし区間 10:38
  • 電波復活した最後の交差点 13:29

撮影したのはスクショ保存日とは別日です。この動画の日はなかなかの降雪でした…。

検証その2:スキー場内での繋がり方

たかつえ_コースマップ
たかつえ_コースマップ

さあ、続いてはスキー場エリア内です。

上の画像はたかつえのコースマップです。縦長に、たくさんのリフトとコースがありますね。さあ電波の状況はどうでしょうか。

検証スタート!

たかつえ_スペーシア前

まずは山麓付近から。上の画像はリフト券を購入できる「スキーセンタースペーシア」です。

リフト券を買えるのはここと、もう一つ「会津アストリアロッジ」があります。それぞれ、出たところにある「スカイロード1」と「第1ペアリフト」の乗り場付近で電波状況確認してみました。

電波8_スカイロード1
電波9_第1ペアリフト

ちょっと「第1ペアリフト」乗り場付近が怪しいですが、まあどちらもバッチリ電波があると言ってしまって問題ないでしょう!

まあこれは繰り返しですが山麓付近、人里に一番近いあたりなのである意味当たり前。縦長のゲレンデですので、一番離れていて怪しいのは山頂になるでしょう。ということで、リフトを乗り継いでどんどん登っていきます。

次は、「第1ペアリフト」の降り場からすぐ、乗り継ぎ先になる「第2ペアリフト」乗り場付近です。

電波10_第2ペアリフト

ここも問題無しです。なんなら「第1ペアリフト」より電波状況が良くなっています!

次は、「スカイロード1」「第2ペアリフト」の降り場(ほぼ同じ場所にあります)から「カラマツコース」を少し下ってたどり着く、第3ペアリフト付近です。

かなり登ってきましたが、どんなもんでしょうか。

電波11_第3ペアリフト

全く問題ないですね。すでにゲレンデの大半はOKです。

さあ、いよいよ次の第6リフトを登れば山頂です。

第6リフトは稼働開始が10時頃だったり、怖さあふれる一人乗りリフトだったりと、未踏の山頂に向かう雰囲気をしっかり出してくれるリフトです。普通に考えたらこんなリフト付近で最新機器が使えるようには思えません。

が・・・!?

電波12_第6リフト

バッチリ繋がります。お疲れ様でした。

なんだかんだ、ようやく山頂につきました。せっかくですので検証ばかりしていないで素晴らしい景色を楽しみましょう!

たかつえ山頂1
たかつえ山頂2

この日は本当に素晴らしい天気でした・・・!!!

まとめ

楽天モバイルは、スキー場までの道中では若干電波が弱い区間はあるものの、ゲレンデ内ではどこでも問題無く繋がりました。

他キャリアよりも年間約6万円安くこの繋がりやすさであれば、もはや楽天モバイル一択ではないでしょうか!?

気になった方は、↓のバナーから楽天モバイルのHPに飛べますので詳細を確認してみてください。

賢く、削れるところは削って、最高のスノーライフ実現を目指しましょう!!


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