
群馬スノーエリア、沼田・水上・尾瀬・片品へ片道3時間以内で行けるスノーボーダー・スキーヤーの皆さん!
今年も「ぐんまスノーエリア共通リフト券」が販売になりました。
丸沼・川場・尾瀬岩鞍・たんばら・ほうだいぎ・旧天神平など、首都圏から通いやすい人気スキー場をひとまとめにしたとても魅力的なリフト券です。
思わず何も考えずに飛びついてしまいそうになりますが、実際のところどうなんだ?得なのか?と思っている人は多いんじゃないでしょうか。でも販売期間がすごく短いので、あれこれ考えすぎているとタイミングを逃して残念な想いをすることになっちゃいます。
ということで今回は、前説もそこそこにして、このチケットが得になるラインについての緊急解説をしたいと思います!!
気になっている方は、サクッと読んでバシッと決めましょう!!
この記事を書いた人

全国転勤型スノーボーダー。3~4年に一回の転勤により、全国各地のゲレンデ付近に住む権利を与えられた40代。行ったことがあるゲレンデは道央・会津・沼田・白馬・妙高・奥美濃・兵庫を中心に50以上。豊富な経験をもとに効率的にスノーを楽しむコツを発信。
主なスタイル:キッカー・パウダー
ぐんまスノーエリア共通リフト券の種類
さあ、余計なことはなしでサクサクいきますよ!
公式サイトから情報引用。2種類あります。
①ぐんまプラチナシーズン券【 顔写真付きパスカード 】
- 利用回数 利用期間中、何度でも利用可能
- 利用期間 令和7年12月25日~令和8年3月31日
- 販売枚数 40枚限定 ※応募者多数の場合、抽選
- 金 額 120,000円
※群馬県内18スキー場でご利用可能なパスカード形式のリフト券引換券。
検証するため、1回あたり単価に直して計算してみましょう。パターン別に次のようになります。
- 30回行った場合:単価4,000円
- 25回行った場合:単価4,800円
- 20回行った場合:単価6,000円
別記事でも何回も解説しているとおり、私はリフト券単価を1回あたり4,000円以下にすることを目指しています。
つまりこの場合だと30回は行きたいところですね。
30回といえばシーズン中12月-3月の土日は全て滑りに行っているくらいのペースになります。この回数を確保できる状況にある方は絶対に得。
どちらかというと販売枚数40枚が大きな壁ですね。抽選に当たるのは至難の技でしょう。
②ぐんまドリーム券【 電子チケット 】
- 利用回数 利用期間中、4回
- 利用期間 令和7年12月25日~令和8年3月31日
- 販売枚数 200枚限定 ※応募者多数の場合、抽選
- 金 額 18,000円
※群馬県内18スキー場で利用可能なリフト券引換電子チケット(4回券)。
1回あたり4,500円!
4,000円には届かないようなので、得なのかどうかについては冷静に考える必要があります。
対象となっている18スキー場の、2024-2025シーズンの1日券単価と比較して検証していくことにしましょう。次の通りです!
スキー場 | 1日券定価 (24-25土日) | 1日券最安値 (早割等勘案/土日) |
---|---|---|
Mt.T by 星野リゾート(旧天神平) | 9,000円 | 4,800円 |
ホワイトバレーみなかみ | 5,200円 | 5,200円 |
奥利根スノーパーク | 5,500円 | 3,800円 |
群馬みなかみ ほうだいぎスキー場 | 6,600円 | 4,800円 |
水上高原藤原スキー場 | 3,800円 | 2,200円 |
水上高原スキーリゾート | 5,500円 | 5,500円 |
ノルンみなかみスキー場 | 5,700円 | 3,900円 |
ホワイトワールド尾瀬岩鞍 | 6,500円 | 6,500円 |
スノーパーク尾瀬戸倉 | 4,900円 | 4,900円 |
丸沼高原スキー場 | 6,000円 | 4,500円 |
オグナほたかスキー場 | 5,300円 | 3,600円 |
かたしな高原スキー場 | 5,100円 | 5,100円 |
万座温泉スキー場 | 3,000円 | 3,000円 |
鹿沢スノーエリア | 4,900円 | 4,900円 |
軽井沢スノーパーク | 4,000円 | 3,200円 |
草津温泉スキー場 | 5,400円 | 3,700円 |
川場スキー場 | 6,200円 | 4,600円 |
たんばらスキーパーク | 5,500円 | 3,800円 |
1日券定価と比較すると、だいたいどのスキー場で使っても得ですね。
ただ、「最安値」と比較するとそうでもありません。例えば首都圏から近くて人気の「たんばらスキーパーク」は早割を3,800円で販売しますのでそちらの方が得になります。
つまり、結論としては、
- 上表の「最安値」が4,500円以上のスキー場で
- 行きたい先が4つ以上ある場合
であれば是非買うべき、そうで無い場合はこちらは買わずに個別の早割リフト券を狙いに行くべき、ということになります。
行きたいスキー場がないのに無理矢理買っても意味ありませんからね。
私だったら、尾瀬岩鞍、尾瀬戸倉、丸沼、川場って感じかな~~。
2024-2025の早割価格まとめはこちら
まとめ
今回は、ぐんまスノーエリア共通リフト券について解説をしました。
このチケットを買う・買わないを判断するには、まもなくやって来る2025-2026シーズン、どのような計画でどれくらいの回数滑りに行くのか?という計画をおおまかにでも立案することが大切です。
まだ暑いこの時期からしっかりと準備をすることで、最高のシーズンを迎えましょう!
最後に、ぐんまスノーエリア共通リフト券の応募受付期間は9月1日(月)~9月15日(月)となっています。申込多数の場合は早期に締め切る可能性ありとのことですので、興味ある方はお早めに!