
この記事を書いた人

全国転勤型スノーボーダー。3~4年に一回の転勤により、全国各地のゲレンデ付近に住む権利を与えられた40代。行ったことがあるゲレンデは道央・会津・沼田・白馬・妙高・奥美濃・兵庫を中心に50以上。豊富な経験をもとに効率的にスノーを楽しむコツを発信。
主なスタイル:キッカー・パウダー
全国のスノージャンキーの皆さん、こんにちは!
昨年から今年にかけて、この時期に早割リフト券やシーズン券についての記事を何件か書きました。皆さまからご好評をいただきありがたい限りです。
でも、そんななかで、当記事への「流入経路」を調べていると気になるワードがあったんです。それは…
「野沢温泉 早割」
での検索です。
野沢温泉スキー場といえば、ウィンタースポーツをやったことがある方であれば誰でも一度は聞いたことのある超メジャーゲレンデ・超ビッグゲレンデです。リフトはゴンドラ含めて基・コースを誇る、本州でもトップ5には入るスペックです。
そんな野沢温泉ですが、実は他のゲレンデと異なり早割リフト券の販売がほとんどないんですね。つまりリフト券を正規料金に近い価格で購入しなければならないんです。
正規料金は何と・・・7,300円!
これは私のような「いろいろなゲレンデに行きたいけどギアも買い替えなくちゃいけなくて金がない」スノーボーダー・スキーヤーにとってはかなり致命的なんです。
いろいろ調べていると、早割がないわけではないのですが、枚数限定だったりWebでは取り扱いなしだったりと、入手するのに作戦を立てる必要があるみたいです。
そこで今回は、2024−2025シーズンの情報を調べ尽くしどのようにすれば野沢温泉のリフト券をゲットできるか、そしてどのようにすればコスパ最強になるか、徹底調査してみました!
野沢温泉スキー場に興味がある方は、遅くとも9月までに必読の内容です。しっかり読んで準備をしてくださいね!!
おおまかな種類
ざっと調べた限り、野沢温泉を対象とするリフト券は次のようなものがあります。
- 早割シーズン券
- スキー場公式シーズン券
- NAGANO6 Powder Dream Pass
- 長野県全スキー場共通シーズン券
- 信州自然郷スーパーバリューチケット
- 早割1日券
- 冬スポ!イベント会場での購入
- スノパラ窓口での購入
- 冬スポ!3山共通セット券
それぞれどんな違い、特色があるのか?詳細を調べてまとめてみました!
※※次のデータは、クリックでタブが切り替わります
早割シーズン券4種の詳細
スキー場公式シーズン券
¥88,000 (早割)
- 価格: 早割 ¥88,000(2025/9/30まで) / 一般 ¥98,000
- 特典: 駐車場全日無料、温泉施設「スパリーナ」割引など
- 対象者: 野沢温泉をホームゲレンデにしたい方向け
分析コメント
正規料金(7,300円)で滑る場合、早割なら12回程度の訪問で元が取れます。
早割1日券3種の詳細
冬スポ (イベント会場販売)
¥6,000
- 販売場所: 2024は特定の5会場(さいたまスーパーアリーナ、パシフィコ横浜、東京ビッグサイト、長野ビッグハット、バンテリンドームナゴヤ)のみ
- 入手難易度: 高
分析コメント
安価だが販売後1~2日で売りれるので入手は困難。即日会場へ行ける人向け。
(注意)シーズン券のうち、信州自然郷の内容は記事執筆時点で未発表のため、2024-2025シーズンの内容を掲載しています。早割1日券情報も同様に2024-2025の情報です。2025-2026の条件は変更となる可能性もありますので、最新情報の確認をお願いします。こちらでも確認できしだいアップデートしていきます。
参考:スノパラについて
で、結局どれを買えばいいの?
これだけ色々種類があると、どれを買うのがベストなのか悩みますよね。
身もフタもありませんが、正解はありません。というか、一人ひとりのスタンスや居住地・状況によりベストな選択は分かれます。
とはいえ、少しでも皆さんの参考になればと思い、考えられるパターン別にベストプランを考えてみました!
- 長野市内など野沢温泉のすぐ近くに居住。野沢だけ行ければ満足。シーズン中月3回、計12回は必ず行く。
→公式シーズン券一択ですね。 - 東京や大阪に住んでおり、野沢温泉には1泊前提の遠征で年数回行く。その際も2日目は斑尾や志賀高原など他ゲレンデと組み合わせ。
→早割1日券の入手に全力を尽くしましょう。3山共通の情報を抜かりなく確認しつつ、冬スポやスノパラの窓口で売り切れ前に不足分を買い足し。 - 長野県全スキー場共通シーズン券に当選している!
→何も言うことはありません。超オトクチケットの恩恵を存分に受け、長野県内を滑りつくしてください。
こんなところでしょうか。あとは個人的な感覚になりますが、NAGANO6は使いこなすのに相当に気合が要りそう、信州自然郷は野沢中心で考えるならイマイチ、って感じですかね。
【裏技】平日派に超オススメ!「野沢温泉村民証」
最後に、平日派限定の超裏技をご紹介します。
それは…ふるさと納税で30,000円寄付して、「野沢温泉村民証」をゲットすることです。
なぜ裏技なのかというと、この村民証は野沢温泉村の各施設を村民価格で利用することができ、野沢温泉スキー場については毎週水曜に限りリフト・ゴンドラ料金免除(無料)となるんです。
無料ですよ、無料!これまでじっくり分析してきたのがアホらしくなる破壊力です。通常平日休みでなくとも、有給休暇の活用などで一度でも水曜に野沢へ行くことを予定できる人はもれなく買っておいたほうが良いです。
なぜなら、ふるさと納税はその仕組み上、2,000円だけは自己負担が必要ですが、残額はすべて翌年の税金から差し引かれます※1 ので、圧倒的にオトクだからです。さらに少なくとも9月末まではポイントがたんまりつきます※2 ので、2,000円もポイント獲得で実質的に賄えたりします。そう、実質無料で水曜無料券が入手できるチャンスなんです。
2025年は10月20日までが販売期限となっています。また予定枚数に達した場合は予告なく終了とのことです。検討を急ぎましょう!
※1 寄付金額が30,000円なので、残額すべて税金から差し引かれるには、家族構成にもよりますが額面の年収が400~500万円程度必要です。詳しくは総務省のサイトや楽天・さとふる・ふるなびなど仲介事業者のサイトを確認してください。
※2 政府のお達しによると、2025年10月からふるさと納税にポイントを付与することを制限するとのことです。9月末までに寄付しておくのが無難ですね。ちなみに私は楽天モバイルユーザーなので、楽天ふるさと納税なら9月までは常時7%のポイント付与されます。30,000円なら2,100ポイントなので、2,000円を賄ってお釣りがきますね。
まとめ
今回は、野沢温泉スキー場のリフト券をオトクに入手するために、野沢が対象に含まれるシーズン券・早割1日券の情報を徹底的に調べてみました。
この記事を参考に、あなたにとって最適な方法で野沢のリフト券を入手して、思う存分このビッグゲレンデを楽しんでください!!