スノーボードはじめウィンタースポーツ大好きな皆さん!
ついに冬が来ましたね!
もうシーズンインは済ませましたか?「どうせ雪降らないからクリスマスからでいいや」とか思ってませんか??
今年は例年にないスピードで雪が降っています。どのスキー場も順調にオープンしています。
そして、今年の特徴なのですが、雪にそれほど恵まれない地域のスキー場でも、人工降雪機を増強するなどして下地を作っているところが多いです。人工雪の下地に10cmでも降ればパウダーゲレンデ!
うっかりシーズンインを遅らせていた方!首都圏在住の方には、栃木県那須塩原市にある「ハンターマウンテン塩原」、通称「ハンタマ」でのシーズンインを強くオススメします。
なぜかというと、ちょうど私がこないだ行っていて、「ここはシーズン一発目にはベストだな」と感じたからなのですが(笑)、今回はその理由を徹底解説します!
最適な理由①:近い、道が楽、負担が少ない!
繰り返しですが、今回の条件は「シーズンイン」「シーズン一発目」です。
シーズン一発目となると、残念なことに昨シーズンにできたことがうまくできなかったりします。夏の間に散々やってきたイメトレ通りに体が動かず、「あれっ!?こんなはずじゃない!!」
・・・あるあるです。カンを取り戻すまでに少し時間がかかりますよね。
そしてそれは滑走だけではなく、旅路全体にも言えることです。
まず準備。何を持って行くんだっけ?そもそもギア買い換えたから勝手が違う!忘れ物しないように気をつけましょう。
そして往路。クルマで行く派にとっては特に重要です。何時に出発すればイイ感じの時間に着くか忘れがちですし(私も先日行った際に1時間くらい間違えました)、雪道運転についてもカンが鈍っていることでしょう。
雪道運転技術は特に重要です。せっかく楽しみに出発したのにたどり着けない可能性があるどころか、生命に危険を及ぼす可能性さえあります。カンが戻らないなか、猛吹雪のゲレンデに向かったらどうなるか・・・、あまり想像したくありませんよね。
ハンタマは、そもそも所在地がそこまで豪雪地帯というわけではありません。最寄りの那須塩原ICから向かうことを考えると、いわゆる山道、ヘアピンで斜度のキツい登り坂は比較的手前にあるんです。そこはまだ雪道となっていない場合が大半です。さすがにスキー場手前くらいになると雪が出てきますが、このあたりは実はまっすぐでなだらかな登りで、あらゆる雪道のなかでも最も簡単と言えるでしょう。
まさに雪道運転のカンを取り戻すのにうってつけですね。それでも不安な方のために、那須塩原IC→ハンタマまでの道路状況を次の動画にまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。
最適な理由②:最新の人工降雪機導入!シーズンイン直後からベストコンディションを実現
2024年、ハンタマは新たに最新の人工降雪機を導入したとのことです(→ニュースリンク)。「山頂から山麓まで 3 ㎞に渡る今回の設置は、日本で一番の距離・台数となります。」とのこと!
昨今の温暖化で降雪が読めないなか、安定したゲレンデコンディションを維持するにはもはや人工降雪機は必須ですね。北関東のスキー場という土地柄、氷点下まで気温が下がるけれども雪が降らない、そんな日も多いことでしょう。人工降雪機は氷点下の気温を条件として造雪する機械ですので、このような気候条件で最も力を発揮しそうですね。
さて、そんな導入初年度、24-25シーズンですが、ハンタマは事前告知通り11月30日にオープンとなりました。事前告知通りオープンなんてこの数年なかったんじゃないでしょうか・・・ただ今年はどこも積雪順調でオープンが早いようですが。
11月30日にオープンとなったのは山頂の上級コース「ウォールストリート」のみ、滑走距離約600mにすぎませんでしたが、約2週間後の12月12日には山麓までのコースが開通、3kmの長距離を楽しめるようになりました。上の写真はその直後の、山麓の初心者リフト周辺です。気温が最も高く積雪が最も薄くなるであろうこのあたりでも、人工降雪機のおかげでコースにしっかりとした厚みがあるのが見て取れますよね。コースにはブッシュも全く出ていません。
さすがにオープンしているコース数は少なくバラエティには欠けるのですが、今回の前提はシーズンイン一発目です。3km滑り降りることができれば正直十分じゃないでしょうか。昨シーズンできたことの確認と、いわゆる足慣らしをしているだけであっという間に時間が過ぎていくことでしょう。そして人によっては足パンパン、体力の限界に至ることでしょう・・・。
ちなみに、ボックスなどジブ3つだけのアイテムでしたが、パークもオープンしていました。またコスパ面でいうと、シーズン中使える1,500円のリフト割引券が、当日の1日券にオープン記念として付いてきましたよ。
国内には10月や11月初旬からオープンしているスキー場がいくつかあります。イエティ、軽プリが有名ですよね。でもいずれも細いコース幅、短いコース長、大混雑のリフト、なのにハイシーズンとあまり変わらないリフト券代・・・。1日いて何回滑れるんでしょう?正直、コスパ・タイパが悪いと言わざるをえません。であれば、もう少しだけガマンしてしっかりオープンした後にシーズンインした方が良くないでしょうか。
最適な理由③:シーズン一発目にパウダーは早い!安定した天候
上の画像は同じく3,000m滑走可能となった直後のハンタマのコースの様子です。噛み噛みバーンでほどよく柔らかく、とても滑りやすかったですよ!
24-25シーズンは11月下旬から12月上旬にかけて積雪がとても豊富です。SNSなどを見ていても「パウダーあたった!」「一発目からご馳走さま!」みたいな投稿がタイムラインを占めているかもしれません。
もちろん私だってパウダーも大好きです。膝パウ、腰パウ、〇〇cm新雪みたいなのを聞くと心が躍ります。是非行ってみたくなります。
でもちょっと待ってください。何度もしつこいですが、今回はシーズン一発目の話です。シーズン一発目からパウダー祭り、理想的ではありますが果たして乗りこなせますか?滑り込みできていない足です。すぐに限界を迎えてしまうのではないでしょうか?またこれもしつこいですがそんなドカ雪中の運転は大丈夫でしょうか?
その点もハンタマなら安心です。2024年の12月14日、15日は寒波襲来によりどこも大雪となっていますが、晴天率が高いハンタマはしっかりと「晴れ」。といいながらもこれまで見てきたとおり最新の人工降雪機でバーンの状態は良好です。ハンタマで滑走・運転ともに、安全にカンを取り戻しましょう。
次の画像はこのときの各スキー場の天気予報を並べてみたものです。他の豪雪スキー場が大雪予報のところ、ハンタマはちょっと風が強いようですが余裕の晴天予報!
まとめ
ハンターマウンテン塩原は、シーズン一発目のスキーに最適なゲレンデです。
- アクセス抜群: 首都圏からアクセスしやすく、雪道運転に慣れていない方でも安心です。
- 最新の人工降雪機: 最新の人工降雪機を導入し、安定した雪質を確保しています。
- 初心者にも優しい: 広々とした初心者エリアがあり、安心して滑ることができます。
- コスパが良い: リフト券の割引や、お得なパックプランなど、お得に楽しめるプランが豊富です。
これらの理由から、ハンターマウンテン塩原は、シーズンインをスムーズに迎えたい方や、初心者の方におすすめです。ぜひ、今年の冬はハンターマウンテン塩原でスノーボードを楽しんでみてください。