
この記事を書いた人

全国転勤型スノーボーダー。3~4年に一回の転勤により、全国各地のゲレンデ付近に住む権利を与えられた40代。行ったことがあるゲレンデは道央・会津・沼田・白馬・妙高・奥美濃・兵庫を中心に50以上。豊富な経験をもとに効率的にスノーを楽しむコツを発信。
主なスタイル:キッカー・パウダー
皆さん、ミラノ・コルティナオリンピック見ていますか!??
前回のビッグエア感想記事に続いて第2弾、ハーフパイプの感想戦です!
時差の関係で深夜帯の放送が多く、なかなかリアルタイムでは見づらいですが、とんっっっでもないことが起きています。
皆さん、是非リアルタイムで見ましょう・応援しましょう!!!
2022年、レジェンド、ショーン・ホワイトとの激戦を制して金メダルを獲得した平野歩夢選手が骨折を抱えながら出場するという波乱の展開でしたが、今回は戸塚優斗選手がついにテッペンに登り詰める展開でした!
平野歩夢選手、骨盤骨折しているんですね・・・、何を隠そう私も過去に骨盤骨折で1ヶ月間入院したことがあります。退院した2週間後に復帰戦で滑りに行きましたが、全体的に身体は痛いしシリモチ付いただけでまた骨折するんじゃないかという恐怖でまともに滑れませんでした。
「命がけで滑った」という趣旨の発言をされているようですが、個人的な経験から納得しかありません。骨盤骨折すると、変な向きになると内臓から出血しますし、あのハーフパイプの高さから落ちたら内臓破裂もあり得ます。それでトリプルコーク1440ですよ。メンタル人間じゃないですよ・・・!!
しかし、ビッグエアに続いてハーフパイプも技術進化が早すぎますね。2022年の優勝トリックであるトリプルコーク1440を大半の選手が繰り出してくるとは。。長野オリンピックでは540とかでしたよね。。
ハーフパイプは、スノーボード競技のなかで最も早くオリンピック正式種目となった競技です。今回は、その歴史と技術進化が気になったので、時系列で調べてみました!
今回は男子だけになります!!女子はまた今度!
まずは概要!長野→ミラノコルティナまでの歴史
さあ、今回も前回のビッグエア記事に続き、あれこれ調べた内容を全部AIに投入して要約・画像化してもらいました!
この機能超便利ですね~~

こうやって見ると、トリックの進化だけではなくハーフパイプのサイズも大きく上がっているんですね。エアーターンをしたときにボトムを見るととんでもない落差に見えるもんですが、このサイズだとその恐怖感もハンパないでしょうね。
例によってほぼこれだけで情報としては良さそうです(AIがなんとなく書いた右下の似顔絵がww)。。
とはいえ、2014年の金メダリストって誰だっけ??と詳細も気になってきましたので、一覧表もご用意しました!
歴代金メダリストと最高得点トリック構成!
| 開催年 | 大会名 | 金メダリスト | 得点 | 主要なトリック構成 |
|---|---|---|---|---|
| 1998 | 長野 | ジャン・シメン | 85.2 | 360〜540度の回転が中心 |
| 2002 | ソルトレイク | ロス・パワーズ | 46.1 | メソッド、B2Bマックツイスト、キャブ720、FS 720 |
| 2006 | トリノ | ショーン・ホワイト | 46.8 | B2B 1080、FS 1080、キャブ 1080、FS/BS 900 |
| 2010 | バンクーバー | ショーン・ホワイト | 48.4 | FSダブルコーク1080、キャブダブルコーク1080、ダブルマックツイスト1260 |
| 2014 | ソチ | ユーリ・ポドラドチコフ | 94.75 | YOLOフリップ(キャブダブルコーク1440)、FSダブルコーク1080 |
| 2018 | 平昌 | ショーン・ホワイト | 97.75 | FSダブルコーク1440、キャブダブルコーク1440、ダブルマックツイスト1260 |
| 2022 | 北京 | 平野 歩夢 | 96 | FSトリプルコーク1440、キャブダブルコーク1440、1260のコンビネーション |
| 2026 | ミラノ・コルティナ | 戸塚 優斗 | 95 | キャブトリプルコーク1440、FSトリプルコーク1440、スイッチBSアーリウープダブルロデオ900、スイッチBS1080 テール、Bダブルコーク1260(ミュート) |
改めて、とんでもない勢いで進化してますねー。
ソルトレイクくらいまでなら、なんかもしかしたら自分でもできるかも??と期待が持てますが(実際にはできませんが、、)、トリノで1080が登場してからはもう無理ですね。人間業を超えていますよコレ。
大会ごとのざっくりとした概要
ワンポイント形式でシンプルに書いてみました。次の通りです!
- 1998年(長野)
黎明期。スタイルと着地の美しさを重視した「遊び」から「競技」への転換期。 - 2002年(ソルトレイク)
パイプが18ftに拡大。圧倒的なエアの高さ(振幅)が評価の鍵となった。 - 2006年(トリノ)
1080度(3回転)を連続で決めることが金メダルの必須条件となった時代。 - 2010年(バンクーバー)
ダブルコーク(縦2回転)が本格導入され、技術が別次元へ突入した。 - 2014年(ソチ)
100点満点制へ移行。1440度(4回転)の成功が勝敗を分ける新時代。 - 2018年(平昌)
史上最も熾烈な戦い。4回転の連続(B2B 1440)が勝利の決め手となった。 - 2022年(北京)
人類史上初のトリプルコーク(縦3回転)成功。技術の極限へ。 - 2026年(ミラノ・コルティナ)
トリプルコークの連続という、物理的限界をさらに押し広げた極限期。
まとめ
いやあ、改めて振り返るとハーフパイプって本当にヤバい競技ですね!パイプの巨大化とトリックの高速化で、もはや「観るスポーツ」を超えて「息を呑む芸術と危険の混在地帯」になってます。
今回ついに頂点に立った戸塚 優斗の勝利は、その進化の象徴だし、一方で骨盤骨折を抱えながら滑る平野歩夢の姿を見ると、ただ感動するだけでは済まされない覚悟とリスクが胸に迫ります。
もちろん、競技をここまで押し上げてきたレジェンド、ショーン・ホワイトの存在も忘れられません。
個人的には、自分の怪我経験と重ね合わせて見ると「命がけで滑る」という言葉の重みがよく分かります。
だからこそ、リアルタイムで観戦して声援を送る価値があるし、選手たちの一挙手一投足がより胸に刺さるはず。
次回はついにスロープスタイル!!みんなで応援しましょう!!!