【2025最新】ネコママウンテン一泊二日をひとりで満喫!3つの行き方・ゲレンデガイド・おすすめ宿泊場所まで完全網羅


【2025最新】ネコママウンテン一泊二日をひとりで満喫!3つの行き方・ゲレンデガイド・おすすめ宿泊場所まで完全網羅

スノーボード・スキーなど、ウィンタースポーツ好きな皆さん!

福島県の表磐梯と裏磐梯にまたがる「ネコママウンテン」をご存知ですか?2023年に旧アルツ磐梯スキー場と旧猫魔スキー場が合体して誕生した、超大型ゲレンデです。

首都圏からそこそこ近いですが、湯沢エリアや白馬を中心とした長野周辺ほどは知名度が高くはないようです。気になっているけと行ったことない!という方も多いのではないでしょうか。

今回は、このネコママウンテンを一泊二日で、しかもひとりで楽しみ尽くすコツを、私の体験談をもとに解説していきたいと思います。とっても良いゲレンデですので、この記事を見て興味をもった方は是非旅行の計画を検討してみてください!!

スキー場への3つの行き方

ゲレンデレポートの前に、まずはネコママウンテンまで向かう方法を解説です。

北エリア(旧猫魔)と南エリア(旧アルツ)、2つの入口を備えていますが、このうちアクセスが楽なのは南エリアの方です。公式HPの「アクセス」のページを見れば明らかですが、北エリアは磐越道のICを降りたあと磐梯山をグルッと回り込まなければならないんですね。

南エリアを前提に考えると、大きく次の3つの交通手段が考えられます。

  • ツアーバス
  • 公共交通機関(磐梯町駅・郡山駅からシャトルバス)
  • マイカーorレンタカーなど

ツアーバスは新宿をはじめとした首都圏各地から出発便があります。いつもの駅から乗車してしまえば寝ている間に到着できますね。

ツアーバスは狭いし賑やかすぎるからちょっと…、という方は、公共交通機関の利用も検討できます。最寄り駅の磐梯町駅まで来れば無料の、新幹線停車駅である郡山駅からは有料(1,000円)のシャトルバスが利用できます。ただし両方とも予約が必要であり、郡山駅発の方は実質1日1便しかありませんので、スケジュール調整に注意してください。

一番自由度の高いマイカー・レンタカーですが、雪道運転に慣れていない方はちょっと悩むところですよね。ただ、南エリアまでの道はたしかに雪道運転ではありますが高速を降りてからの距離は短く、急な坂や狭い道などの難所もなく、とっても運転しやすいんです。スキー場までの雪道運転のデビューにピッタリだと思います。さすがに雪道ですのでスタッドレスタイヤは必須ですが、平地での運転をそれなりにしている方は是非クルマで向かうことを検討してみてください。

最寄り高速出口の磐梯河東ICからの道路状況を↓の動画で解説していますので、合わせて確認してみてください。

リフト1日券料金

さあ、これでスキー場には到着したはずです。となると次はリフト券を購入しなきゃですね。

リフト1日券の正規料金はWEB割で5,200円、窓口だと5,700円。WEB購入は到着してからでもできるので、必ずWEBで買うようにしましょう!

2日券をWEB割だと9,400円、1日あたり4,900円とさらに割安になるようです。でも私は販売期間10月末までの超早割を購入していたので30%くらい割安の3,700円で1日券ゲット済。

ちなみに、「雪マジ」「ユキヤマフクシマ」の対象ゲレンデなので、19~22歳の方は平日2回までリフト券無料かつそれ以上&土日祝は1,000円、23~29歳は平日のみ1,000円となるようです。対象の方は両イベントの登録などをお忘れなく。

ゲレンデレポート

ネコママウンテン ゲレンデマップ

全体的にコースはめちゃくちゃ広いですね。さすが、2つのスキー場が合体しただけのことはあります。単純にタテに長いだけでなく横幅がる構成で、リフト本数も多いのでコース全体を把握するのがなかなか難しいです。私は2日間かけてもイマイチ覚えきれませんでした。

つまりその分、フリーランが楽しいということです。遊べる壁も多かったですね。ただ、上級者コースは思いっきりコブが造成されていましたので、コブが苦手なスノーボーダーはコース選択に頭を使わなければならないかもしれません。例えば南エリアのリフト「ブラックバレーエクスプレス」を降りてからなどは、なんとなく楽そうなコースを滑っていくと上級者コースを下る以外無いようなところにたどり着いたりちゃったりします。

南北エリアを行き来は両方向乗車のリフト「ニャルツチェア」で。ただその広さゆえに、何度も往復するのは難しいでしょう。イメージとしては11時くらいに別エリアに移動→14時くらいに元のエリアに戻って来るような感じでしょうか。

また、ゴンドラは1基もありません。フード付きのリフトも南エリアの「アルツエクスプレス」だけですので、1〜2月の低温時や降雪時などはリフト移動中にかなり体を冷やすことになります。寒さ対策は万全にする必要があります。

混雑・リフト待ちの状況

ネコママウンテンから猪苗代湖

私が行った日はお正月明けの平日でした。そのため参考にはならないかもしれませんが、その日はかなり空いていた。

リフト待ちはほぼ無く、クワッドリフトに一人で乗っても気まずくないレベルです。

余談ですが、これも平日だからかもしれませんが、ヒトリストの人が多かったように感じます。クワッドリフトの前も後ろも一人乗り。もちろん私もひとりでしたが。

パウダーの状況

ネコママウンテン ノートラックパウダー

上の画像は2日いったうちの2日目の様子です。一晩中振り続けた雪が良く積もり、膝パウでした。

こればっかりは降雪予報に左右されますのでなんとも言えませんが、南エリアの一番奥「霧氷チェア」からの各コースなど非圧雪コースは多く、降った日は裏切らないでしょう。

パウダーの質ですが、この日は若干水分の多い重めのパウダー。これも天気・気温の状況に左右されるのでなんとも言えませんが…北海道や白馬のような軽さは、この日はありませんでした。

正月明けのパーク状況

パークは超充実ですね。この時期で完全にハイシーズンの姿でした。

南北で一つずつしっかりとしたパークがあります。どちらもキッカーが飛びやすい形でした。この日の南エリアはビッグキッカーが7m→8m、スモールキッカーが3m→4m→5m→6mというサイズ表記でしたが、飛んでみた感じこの表記は妥当でしたね。ビッグキッカーで気持ちよく飛んで、スモールキッカーで新しいトリックを練習する、とても良いバランスだと思います。

あと特筆する点としては、

  • 2日目かなりの降雪だったが整備を手早く済ませ10時半くらいにはオープン
    降雪時にはオープンすることすら諦めてしまうゲレンデもありますので、これも好印象です。
  • 南エリアのパーク入口はまさかの上級者コースから
    パークと言えば緩斜面からインすることが多いですが…まさかのガッツリ滑ってからのイン。
  • 北エリアのビッグキッカーはこの日すでに10m→10m
    南よりちょっと大きめのサイズ感。フタケタサイズに入るには勇気と精神統一が必要です。

といったところですかね。

おすすめ宿泊場所

さて、今回のテーマは「一泊二日をひとりで満喫」です。一日目の疲れをしっかりと癒やすことができる宿泊場所を確保できるかどうかが、二日目のパフォーマンスに大きく影響します。

ここは私の超個人的な意見になるのですが、ひとりのときはひとりになりたいからひとりで行っているのであって、アットホームな民宿でオヤッサンやオカミサンに話しかけられたりするのはちょっとチガウと思っています。

ここはもう、超ドライに対応してくれるビジネスホテルや、あるいは無人受付のネットカフェなどに何としても泊まりたいところなんです。

実は、ネコママウンテンはそういう私のようなタイプにはピッタリなんです。すぐ近くに会津若松という観光地かつそこそこの都市がありますので、格安ビジホも快活クラブも存在しています。

以前の記事↓↓で候補となる先も目星をつけていたんですが、今回はその中から「駅前フジグランドホテル」に宿泊したので、簡単にレポートします。

ホテル外観・内装

駅前フジグランドホテル

「駅前」の名の通り、会津若松駅の真正面に所在しています。駐車場は徒歩1分離れたコインパーキング。チェックイン時に無料券をもらえます。

ホテル自体はとても綺麗にしているなあと感じました。が、歴史を感じると言うか、どうしてもにじみ出てしまう古さはありますね。でも綺麗ではありますので、その古さも風情として捉えましょう。

1階にはラーメン店がありましたが、18時で閉店でした。2階には中華料理店があるようですがこの日は定休日…。食事を取るには外出する前提となります。

お風呂は徒歩数分の「富士の湯」に無料で入れる

富士の湯

各お部屋にはもちろんユニットバスがついていますが、徒歩5分先のスーパー銭湯「富士の湯」の無料券がチェックイン時にもらえますので、疲れを癒やすためにもいかない手はないでしょう。

行ってみると…、うん、ここも古いです、そして頑張って綺麗にしています。もしかしたら経営はホテルと同じなのかもしれませんね。残念なことにサウナは別料金とのこと。サウナも好きなんですがスノーボード後にサウナ頑張りすぎると意識が本当に危うくなりますので、この日はサウナ無しの無料券の値段のままで、大きな湯船で癒やされてきました。

余談ですが、サウナの別料金を支払うか否かで、渡されるロッカーの鍵の色が変わりますので、ズルしてサウナに入ろうとしても店員さんに見つかります。悪いことは考えないように!

お風呂上がって、エレベーターで上の階にいけばレストランもあるようです。でもせっかくなので会津若松の街中で夕ご飯を食べることにしましょう。レストランには寄らずにお風呂をあとにします。

お食事処には注意が必要

時刻は夜7時半頃。さあ、ご飯はどこにしよう!

その時、はたと気づきました。駅前が暗い…。

会津若松駅
夜7時半頃の会津若松駅 なかなか暗い…

しくじりました。地方都市あるあるです。駅前の飲食店の閉店がやたら早いんです。

周りを見渡すと煌々とネオンが光っているお店はありますが、大半は居酒屋。しかもどことは言いませんが全国チェーン店…。わざわざ会津若松まできて白◯屋で一人のみ…。嫌いじゃないですが、うっかり飲みすぎて二日目に悪影響を及ぼしそうな気しかしませんし、やっぱり全国チェーン居酒屋はどうかと逡巡。

これも地方都市あるあるですが、駅前よりロードサイドのほうがお店が遅くまでやっていたりします。googleマップであちこち探していると、なんとか歩いていける位置に喜多方ラーメンのお店を発見することができました!

喜多方ラーメン「来夢」

こちらもチェーン店のようでしたが、6店舗くらいの展開のようなので地元店と言わせてください(笑)。

喜多方ラーメンの特徴であるちぢれ麺、おいしかったです!ビールも一杯だけ、餃子をお供に…。

喜多方ラーメン+餃子+ビール
喜多方ラーメン+餃子+ビール

大満足してホテルに戻り、10時には就寝しました。サイコーに楽しかったです。

まとめ

今回の記事では、ネコママウンテンひとり旅一泊二日の行き方・過ごし方・楽しみ方を解説しました。ネコママウンテンはひとりスノボを楽しむには最適なゲレンデだと思います。

この冬、家族や仲間からちょっとだけ離れて、自分だけの特別な時間をスノーボードと共に過ごしませんか。そんな気分になったときは是非ネコママウンテンへ!最高の思い出を作りましょう!


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