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全国転勤型スノーボーダー。3~4年に一回の転勤により、全国各地のゲレンデ付近に住む権利を与えられた40代。行ったことがあるゲレンデは道央・会津・沼田・白馬・妙高・奥美濃・兵庫を中心に50以上。豊富な経験をもとに効率的にスノーを楽しむコツを発信。
主なスタイル:キッカー・パウダー
2025-2026の早割リフト券情報、第2弾です!
ついに今シーズンの早割情報が出揃いました。全体の傾向分析や一覧表については別記事でレポートしていますので、お時間あるときに是非ご覧ください。
そのうえで、今回のテーマは……
よく見るあの「企画券」、どうなの?オトクなの?
です!
ここでいう「企画券」とは、複数スキー場を対象としての複数枚綴りのパッケージを指すこととします。
シーズン券ならよく見かけますね。代表的なのはマックアースでしょう。早割リフト券にもこういったのが存在しているんです。特典満載であたかもオトクに見えるこういった企画券ですが、果たして本当にオトクなんでしょうか??
我々スノーボーダー・スキーヤーにとって、オトクなリフト券を入手するのはとても大切なテーマの一つです。リフト券費用を節約できれば、その分新しいギアの購入に回せるわけですから。
ということで今回は、タイトルの通り「信州自然郷22スキー場共通券」を対象として、徹底的に比較分析していきたいと思います!!
信州自然郷22スキー場共通券とは?
志賀など北信地域から妙高までのスキー場を共通利用できる、5枚セットの大変お得な企画券です。
リフト券単価の安いスキー場では、リフト券のみならず食事補助券・温泉入浴券・果てはこしひかり4kgもついてきちゃったり。
「せっかくだから!」のノリで、今まであまり行ったことがないスキー場に行ってみる機会を与えてくれるでしょう。
詳細はコチラの公式サイトをご確認くださいね。
各スキー場の早割価格と突き合わせの徹底比較!
大変おトクといいましたが、本当はどれくらいおトクなのか?
それを実証するためにはこれしかありません、早割実売価格との比較です!!
しかも、私の嗜好「食事補助券も温泉券もいらねえ!リフト券だけがほしいんだよ!!」に合わせ、オマケの要素は一切排除しての純粋なリフト券価格の比較です。信州自然郷22スキー場共通券には不利な条件設定ですね。
でもこの比較で、この券を使って本当に行くべきスキー場が判明するはずです!
結果は次の通り…!!
①スキー場名 | ②早割販売価格 (10月中) | ③信州自然郷22スキー場共通券での単価 | ④差額 (=③−②) | ⑤信州自然郷22スキー場共通券が有利 |
---|---|---|---|---|
アライマウンテンリゾート | 5,500円 | 5,800円 | 300円 | ❌️ |
関温泉スキー場 | 4,000円 | 5,800円 | 1,800円 | ❌️ |
休暇村ルンルンスキー場 | 2,500円 | 5,800円 | 3,300円 | ❌️ |
赤倉温泉スキー場 | 4,500円 | 5,800円 | 1,300円 | ❌️ |
赤倉観光リゾートスキー場 | 4,000円 | 5,800円 | 1,800円 | ❌️ |
池の平温泉アルペンブリックスキー場 | 4,800円 | 5,800円 | 1,000円 | ❌️ |
妙高杉ノ原スキー場 | 5,700円 | 6,800円 ※追加1,500円要 | 1,100円 | ❌️ |
戸隠スキー場 | 5,800円 | 5,800円 | 0円 | ー |
いいづなリゾートスキー場 | 4,200円 | 5,800円 | 1,600円 | ❌️ |
タングラムスキーサーカス | 4,500円 | 5,800円 | 1,300円 | ❌️ |
斑尾高原スキー場 | 6,500円 | 5,800円 | ▲700円 | ⭕️ |
戸狩温泉スキー場 | 3,500円 | 5,800円 | 2,300円 | ❌️ |
さかえ倶楽部スキー場 | 4,500円 | 2,900円 ※1日券2枚と引換 | ▲1,600円 | ⭕️ |
野沢温泉スキー場 | 6,900円 | 7,300円 ※追加1,500円要 | 400円 | ❌️ |
Theきじまスノーパーク | 5,000円 | 5,800円 | 800円 | ❌️ |
スノーリゾートロマンスの神様 | 5,200円 | 5,800円 | 600円 | ❌️ |
小丸山スキー場 | 4,000円 | 5,800円 | 1,800円 | ❌️ |
竜王スキーパーク | 4,000円 | 5,800円 | 1,800円 | ❌️ |
志賀高原熊の湯スキー場 | 6,500円 | 5,800円 | ▲700円 | ⭕️ |
志賀高原中央エリアスキー場 | 5,800円 | 5,800円 | 0円 | ー |
志賀高原焼額山スキー場 | 6,000円 | 6,800円 ※追加1,000円要 | 800円 | ❌️ |
志賀高原奥志賀高原スキー場 | 4,500円 ※入手難易度高 | 5,800円 | 1,300円 | ❌️ |
斑尾高原スキー場、志賀高原熊の湯スキー場に遠征予定の方!是非買いましょう。
この2スキー場では5枚綴りが余るようでしたら、志賀高原中央エリアスキー場や戸隠スキー場に足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。損はしないようです。
さかえ倶楽部スキー場の近くに住んでいてファミリーで行くような方、1枚に対し2枚引換です。使いきれそうならおトクです。
最後に、、奥志賀高原スキー場の早割リフト券はもう売り切れはじめているようです。ここに行く予定だったけれども早割入手できなかった方は、代替案としてこちらの購入検討してもよいかも。といってもこちらも大人気なのでまもなく売り切れそうですが…。。
まとめ
今回は、早割リフト券販売価格を参考に、信州自然郷22スキー場共通券の比較分析を行いました。
その結果、斑尾高原スキー場、志賀高原熊の湯スキー場では明らかにおトク、志賀高原中央エリアスキー場や戸隠スキー場では損はしないということが判明しました。
今シーズン、これらスキー場に行く予定がある方は是非購入を検討してみてください。
また、今回は考慮対象外としましたが、冒頭の通り様々なオマケ・特典ももらえます!いろいろ勝手な分析をしましたが、要は楽しむ気持ちがあればどんな方でもおトクになるすばらしい企画券です。売り切れ間近のようなので、検討中の方はこの機に買っちゃいましょう!!