25-26スキー場混雑予想!値上がり率と来場者増加率からAIで徹底分析


25-26スキー場混雑予想!値上がり率と来場者増加率からAIで徹底分析

この記事を書いた人

Hayate

全国転勤型スノーボーダー。3~4年に一回の転勤により、全国各地のゲレンデ付近に住む権利を与えられた40代。行ったことがあるゲレンデは道央・会津・沼田・白馬・妙高・奥美濃・兵庫を中心に50以上。豊富な経験をもとに効率的にスノーを楽しむコツを発信。
主なスタイル:キッカー・パウダー

スノーボードジャンキー・スキー中毒の皆さん!10月24日にイエティがオープン、シーズンが幕を開けました!

いかがお過ごしですか?早速滑りまくっている人、雪がもう少し増えてからに狙いを定めている人…様々だと思います。

どういうタイプであっても、共通して気になることがいくつかあると思います。その一つが「混み具合」「混雑度合い」ではないでしょうか。

せっかく都合をつけて向かったスキー場、リフト待ちが長すぎて実質滑れたのは数本…、休憩しようにもレストラン激混み…、そんな状況はできれば避けたいですよね。

スキー場側にとっても、なるべく混雑していない日に来場してもらった方が、全体的な来場者の体験価値向上につながりますし、いろいろ平準化・分散化できて良いことばかりのはずです。

混雑予想をして、なるべく空いている日に来場日を調整することは、我々滑る側とスキー場など滑られる側、両方にメリットがあるということですね。まさにWIN-WINです!!

ということで、今シーズンも独断と偏見ですが混雑予想をしたいと思います!!!

主要20スキー場の傾向

昨年も同じ傾向分析をしていますが、手法としてはそのときと同じく。23-24シーズンの来場者数トップ20のスキー場を標本として、24-25シーズンの来場者増加率と25-26シーズンのリフト1日券値上がり率の相関を調べていくこととします。

23-24シーズンと24-25シーズンの来場者トップ20は実は一致しておらず、入れ替えがあったのですが、ブレがでるのもイマイチなので調査対象は「23-24のトップ20」から変えないこととしました。具体的な一覧は後ほど。

考え方としては「24-25シーズンの来場者の伸び」と、「25-26シーズンの価格の上昇」がかみ合っていなければ、そのスキー場は「オトクすぎるスキー場」となり25-26シーズンは来場者が殺到、混雑してしまうだろうという予想になります。逆も同じで、来場者が減っているのに価格を上昇させているところは、おそらく人気がなくなり空くことになるであろう、という。

さあ、早速調査の結果をグラフにしてみました。見てみましょう!

guest-up_price-up_relation

・・・なんというか、意外な形をしたグラフになりました。赤い線が「トレンドライン」、それぞれの青丸の平均を取っているラインとなるのですが、これがほぼ横真っ直ぐ、やや右肩下がり?という傾向です。

昨年はこのトレンドがバッチリで、右肩上がりの線があらわれたのですが・・・(昨年の調査記事はコチラ)。

主要20スキー場一覧

さあ、どのスキー場がどの点だったのか、結果発表です!

次の一覧表をご覧ください。来場者数増加率順としています。

さて、ここからが今年のポイントです。昨年であればこのデータから私の経験とカンであれやこれや意見を申し上げるのですが、今回は強力な相棒、AIに分析を任せることとしました!

次は、その分析の詳しいやり方を解説します。

生成AIで混雑度を大分析!

生成AI、この1年でさらに身近になりましたね。能力も高くなり、流行語大賞で「チャッピー」(=ChatGPT)が入るほど定着してきました。

ただ、この生成AIには「ハルシネーション」という弱点があります。カンタンに言うと、100%正解を出してくれるわけではなく、時には間違いもしちゃうよ、という特性です。まるで人間のようですよね。

ということで、今回は1つのAIに頼ることはせず、ChatGPT(チャッピー)GeminiGrokの3つのAIを起用しました。

具体的には、それぞれ同じプロンプトで混雑予測をさせて、その結果をNotebookLMというAIに投入、情報を整理・競合・統合させたうえでわかりやすく一枚イラスト化してもらいました。

まるで3人の異なる専門家にインタビューして、1人の雑誌記者がそれらをまとめて記事化したものを、プロのデザイナーが仕上げたような内容になっています!

さあそれでは、結果発表です!!百聞は一見にしかず、次の画像をご覧ください!!!

混雑するスキー場
空いているスキー場

まとめ

今回は、収集したデータをもとに、AIを活用した混雑予想・空いている予想をしてみました。

その結果、混むであろうスキー場として、志賀高原、高鷲&ダイナ、野沢温泉、白馬各スキー場、上越国際。空くかもしれないスキー場として、軽プリ、安比、かぐら、蔵王、菅平が候補として選出されました。

せっかく滑りに行くのであれば、できるだけ混まないところに行った方が楽しめますし、スキー場側もありがたいはずですよね。この予想を参考に、最高のシーズンを送る準備をしていきましょう!

※個人的には、菅平がいいかな~と思いました。2回しか行ったことありませんが、エリアは広大で雪質も北信地域の水準、パークもしっかりでした。早割で大幅な割引が無いのが痛いですが、正規料金でも5,000円台と近隣の他と比べて割安です。


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