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スノーボード大好きな皆さん!
板をはじめとした「ギア」、全部持っていますか?それともレンタルですか?
スノーボード大好きなのであれば、やっぱりレンタルでなく自分専用のギアがほしいですよね。
でも、ギアっていっぱい種類があるんです。ザッと考えただけでも
- 3点セット…板、バインディング、ブーツ
- ウェア上下
- 小物類…グローブ、ゴーグル、ニットキャップ
このあたりは必須ですし、さらに深堀りしていくとまだまだ種類があります。たとえばフェイスマスクorネックウォーマー、インナーグローブ、プロテクター(上・下・手首・メット)、高機能インナー、パスケースなどなど。細かいですが板を買ったら板をお手入れするワックスセットもいりますね。ホットワックスをするならワックス自体・アイロン・スクレーバー・ブラシ・ワクシングペーパー、エッジのお手入れのための紙やすり・シャープナーなど、言い出したらキリがありません。
そしてこれ、それぞれかなり高いんです。よっしゃ全部買うぞ!と思ってショップや量販店に行っても、その値札を見たとたん打ちのめされてソックスだけ買って帰ってくるなんてのはよくある話です。
そんななか、割安で入手できるコスパ抜群の方法が2つあります。それは…!「型落ち」と「中古」です。
個人的には中古はあまり好きではありません。スノーボードは激しい、エクストリームスポーツなので、一見綺麗そうなギアでも使った分必ず劣化しています。
その点「型落ち」は、最新モデルでないだけで新品なわけです。最新のテクノロジーで作られた最先端ギアの機能を味わうことはできませんが、そもそもプロでもない私たち「スノーボード愛好家」の大半は、そんな1〜2年のテクノロジーの違いはあんまり関係ないんじゃないかな〜と思います。つまりこれが最適解!じゃないでしょうか。
かくゆう私も「型落ち」は大好きで、今シーズンは13,750円の値札がついたグローブを、1年落ちでなんと9,625円、ちょうど30%引で購入することができました!差額の約4,000円で早割リフト券を余分に購入できた計算になりますね。
ということで今回は、そんなメリットだらけの「型落ち」を入手する方法をまとめてみました。まだギアを揃えていない人も、これから買い替えを考えている人も、是非参考にしてみてくださいね。
さらに!タイパ重視派のために、現在購入できるおすすめ「型落ち」ギアのリンクもまとめていますので、さっさとオトクに購入したい方はそこからご覧ください!!
はじめに:スノーボードギアを買える5つの場所
本題に入る前に、スノーボードギアが買えるところを洗い出してみましょう。実店舗・ネットショップに大別されますが、そのなかでもさらに5つに分類されるんです。「販売商品の割安さ」「サービスの良さ」「初回訪問のしやすさ」に分けて3段階評価してみますので、まずはこちらを確認してイメージを膨らませてください。
そんなこと知ってるよ!はやく型落ちを手に入れる方法を教えてくれ!
という方はこの項目は読み飛ばしてOKです。
※本記事での「サービスの良さ」は、品揃え・対応スピード・保証などではなく、私たち購入希望者の相談に乗ってくれておすすめを提案してくれる力やスノーボードライフ全般をさらに充実したものにしてくれるようなアドバイスをしてくれるかどうか、を指すこととします。
①【実店舗】ショップ・専門店
- 販売商品のコスパ:★ ☆ ☆
- サービスの良さ:★ ★ ★
- 初回訪問のしやすさ:★ ☆ ☆
いわゆる「スノーボードショップ」です。東京都の神田にはそういったショップが数多く並んでいることで有名ですが、それ以外にも全国いたるところに存在しています。
神田のショップくらいメジャーで規模も大きくなるとまた別なのですが、大半のショップは個人経営に近い小規模な店舗です。なので特長もそのまま、仕入れパワーが乏しいので販売価格は安くないものの、たいていは気さくで商品にもスノーボードライフ全般にも詳しい店長さん・店員さんが応対してくれます。通って仲良くなるとそのショップが主催するイベントにも声かけてもらったりして、そこがまた新たな仲間に出会う機会になったりと、単にギアを購入するに留まらない総合サービスが一番の商品とも言えるでしょう。
「高価格・高品質」という言葉がピッタリです。スノーボードライフの総合的なコスパを考えるなら実は一番割安かもしれません。
ただ、店舗もそんなに広いわけではないので、いつまでも店頭に型落ち品を抱えておく余裕は無いお店が多いかもです。あと、やっぱりこじんまりした店構えですので、初めて入るのにちょっと勇気がいるかもしれません。
②【実店舗】量販店
- 販売商品のコスパ:★ ★ ☆
- サービスの良さ:★ ★ ☆
- 初回訪問のしやすさ:★ ★ ★
ムラサキスポーツやアルペン、石井スポーツ、西日本だったらモリスポなど。他スポーツの印象が強いですがゼビオやスポーツデポなども販売がありますね。
これらの特長もまさに量販店ならではです。仕入れパワーが強いので、販売価格は①のショップに比べると比較的安く、2~3月などのシーズン後半になるとかなり割引したセールを展開してたりします。独自の長期保証制度持っているところもありますね。
一方、サービスに関しては店員さん次第であり、ここは運です。とても詳しくて気さくな店員さんが多いですが、明らかにやる気のないバイトな感じの人もいる時はいます。自分がよく行くエリアの量販店にイカした店員さんがいた場合はラッキー。
量販店ですので、お店に入って商品を見るのにストレスを感じることはありません。スノー関連に限らず電器屋さんとかでも、最近の実店舗は見本市の役割になっているとも言えますので、気兼ねなく覗きに行きましょう。気が乗ったらブーツやウェアの試着もしちゃいましょう。
ちなみに、どの量販店もネットでの販売もしているようです。
③【実店舗】リサイクルショップ
- 販売商品のコスパ:★ ★ ☆
- サービスの良さ:★ ☆ ☆
- 初回訪問のしやすさ:★ ★ ★
次は2ndストリートなどに代表され大手のリサイクルショップです。ここも②量販店と同じく大型店舗ですから、出入りにストレスを感じることはありません。
ただ、いかんせんモノは中古です。冒頭の通り、私は中古はおすすめしていません。状態良く下取りに出されているものもあるようですが、その状態がご自身が納得できるレベルのものなのかどうか、それを見極める知識を持つまでは手を出さないほうが無難かと思います。
また、店員さんもリサイクルショップの数多い商品のなかの一つとしてスノーボード用品を販売していますので、スノーボード用品にとても詳しい人が多いとはなかなか考えにくいのではないでしょうか。
④【ネット】メーカー直販
- 販売商品のコスパ:★ ☆ ☆
- サービスの良さ:★ ☆ ☆
- 初回訪問のしやすさ:★ ★ ★
Burtonをはじめとしたメーカー直販サイトで購入するという方法もありますね。
スノーボードギアも他の多くの用品と同じく、メーカー直販は値引きやセールといった概念があまりないので、他と比較して「コスパ」という観点では評価が下がってしまいますね。
ただ、直販には他にない「安心感」「製品の品質の良さ」「充実した保証・サポート対応」「ブランド」があります。ちょっと割高でもメーカー直の安心感がほしい!という方向けですね。
「サービスの良さ」「初回訪問のしやすさ」はネットショップだからしょうがないですね。親切に話を聞いてくれる定員さんがいない代わりに立ち寄りし放題なのが、ネットショップというものでしょう。
⑤【ネット】楽天・Yahoo!ショッピング等のECモール
- 販売商品のコスパ:★ ★ ★
- サービスの良さ:★ ☆ ☆
- 初回訪問のしやすさ:★ ★ ★
本記事の結論に近いですが、コスパはここが一番だと思います。さすが巨大ECモール、出品している事業者の数多く、品揃えもバツグンです。検索ワード次第ですが、型落ち品も多くあります。①のショップが店頭に置くスペースの無い型落ち品をネットでさばいているような商流でしょうか。
ただし、そこの製品は玉石混交の状態。ほかの色々な製品と同じく、あまり品質が良くない製品であっても、品質の良い製品と同じような説明文がつけられているので、そもそもの商品知識がある程度ないと満足いくお買い物にはならないかもしれません。また、初めて購入するメーカーでは、サイズ感がわかりにくいのも難点でしょう。私は過去にブーツでまんまと失敗しています。
あくまで個人の感想ですが、楽天やYahoo!ショッピングのほうがスノボ用品は選びやすいですかね。Amazonだと検索で出てくる商品がイマイチピンと来ない…。
「サービスの良さ」「初回訪問のしやすさ」の点数は、ネットショップなので④と同じです。
初心者でも失敗しない「型落ち」の探し方・買い方
さあ、いよいよ本題です。①〜⑤のなかで、コスパ最強の「型落ち」を手に入れやすいのはどこでしょうか。結論を言ってしまうと・・・、
⑤のECモールが優秀です!!
特にウェアやグローブなどは、サイズさえ合えばだいたいは使えます。ゴーグルもですかね。板・バインディング・ブーツは、スタイルに合わせて色々種類があったりセッティング・調整があったりと、価格が高くても実店舗を選ぶべき強い理由がありますが、それ以外はECモールでのお買い物でも失敗する可能性は極めて低いでしょう。
①や②の実店舗で「型落ち」があれば一番なんですが、やっぱり実店舗の店頭に並ぶのは最新モデルなんです。シーズン終わり際の売りつくしセールをなど、特定の期間しか期待できません。その点、ECモールなら年中入手可能です。
ただし、ウェアやグローブとはいえ、さすがにそこそこはギアについて知識がないと失敗の可能性が高まってしまいます。でも、スノーボードはじめたばかりの人、ギアをあまり買い替えない人ににとっては、それが難しいですよね。通常は経験を積んでいく中でいろいろなメーカーを試してみたり、あるいは知人友人から口コミをもらったりで知識を深めていくものですから。
でも、ギアの「型落ち」が一番ふさわしいのは初心者や経験が浅い方なんです!だって…、
- 現状で所有しているギアが少ない
- つまり買わねばならないギアの数が多い
- ということはギア一つあたりの単価をできるだけ下げたい
- そして最新モデルの最新テクノロジーは現状必要ない
という事情が当てはまるからです。
初心者向きなのに、初心者には難しい。そんな矛盾を解決するために、ここからはカンタンにできる『「型落ち」の探し方・買い方』を説明していきたいと思います!
ECモール内で「信頼できるメーカー名」+「ギア種類名称」+「23-24」と検索する
「23-24」のところは、検索をする日を基準としての前シーズンと読み替えてください。2025年12月1日に検索をするのならば「24-25」になります。
これは、「型落ち」を販売するショップがSEO対策、要はニーズを持っている人に検索で見つけてもらいやすくするために、商品名に年数を入れているケースが多いからです。その対策にまんまと乗っかってみましょう。
また、もう一つコツがあります。たとえば楽天で「Burton グローブ 23-24」と検索してみると、「23-24」だと言っているのに「24-25」と商品名に記載されている商品が出てきたりもします。これは検索エンジンがいろんな要素を踏まえてオススメ商品を出してきてくれているのですが、はっきり言って今回は大きなお世話です(笑)。
これを避けるために、「詳細検索」欄で「「商品名のみで検索する」にチェックを入れて、再検索しましょう。すると↓のように候補がいっぱいでてきます!
たとえば一番左の「23-24[ak] Oven GORE-TEX Infinium Mittens」はメーカー希望小売価格26,400円が21,120円で販売されているので、20%割引で購入できることになります。ちなみに24-25モデルのBurton akのグローブ24-25モデルは、同じタイミングでメーカー小売価格そのままの26,400円ですね↓。
【備考】「信頼できるメーカー名」のカンタンな見つけ方
「信頼できるメーカー名」で検索するといっても、特に初心者の方は超有名なBurton以外はよくわからん!という方も多いと思います。一昔前であれば雑誌のカタログ号で目星をつけたりして知識を増やしていったもんですが、現代であればSNS、特にXを活用するのがよいでしょう。
手順は下記の通りになります。
- その1:Xのスノーボーダー自己紹介系ハッシュタグをチェック
例:「#雪山好きとして軽く自己紹介」「#スノーボード好きと繋がりたい」など - その2:気になる人のポストを見て、自分とスタイルが似ている人を探す
- その3:その探した人の自己紹介ポストで、使用しているギアのメーカー名をメモる
- その4:それを何度か繰り返して、登場回数の多いメーカー名をピックアップ
- その5:そのメーカー名で検索
とてもカンタンかつ早いです。是非試してみてください。
現在購入できるおすすめ「型落ち」ギア5選
さあ、ここからはこれまで解説してきた方法で見つけられる、ECモールで買えるおすすめの「型落ち」ギアを、おすすめブランドとともご紹介していきます!
自分で探すのがやっぱり自信ない、もしくはまどるっこしい!という方は、こちらを参考にしてください!!
ウェア:Volcomがオススメ!
繰り返しですが、初めてギアを買うときはBurton以外よくわからず、板をはじめとして全身Burtonになってしまいがちです。それはそれで高機能なんですが、「初心者が買い揃えました」感が出まくってしまうので、できればウェアくらいから変化をつけましょう。
ウェアこそ選ぼうとすると相当なバリエーションがあって悩ませてくれるのですが、ここはちょっとだけ割高ですがVolcomを選びましょう。「おっ、Volcomか、いいねえ〜」と言ってもらえるブランドです。
デザイン性や基本的な透湿・防湿・撥水機能はもちろんのこと、上下のウェアをファスナー連結したり袖口のパウダーガードが付属していたりと雪の侵入を防ぐ構造、パスケースがウェアに付着、ゴーグルポケット・グローブポケットなどカユイところに手が届く機能が豊富です。実際に滑っているときにその機能の高さに感動することでしょう。
次の上下セットはVolcomのこのような機能すべてが搭載されています。いずれも執筆時点でメーカー希望小売価格の半額程度です!
もう少し価格抑えめのモデルもありますが、いくつかの機能と引き換えになります。是非いろいろと検討してみてください。
なお、袖口のパウダーガード(ハンドゲーターという名称だそうです)が最初に外されがちですが、個人的にはこの機能がVolcomで一番嬉しくて快適な機能なんですよね…。価格とのバランスに悩むところです。
ゴーグル:オークリーのプリズムレンズを探そう
まず、ゴーグル持っていない方へ。ゴーグルはメチャクチャ重要です!なんなら板よりもお金かけていいところです。じっくり選びましょう。
実力が上がってきて、あらゆる雪面をあらゆる天候のなかで滑り倒すようになってくると、視界の確保の重要性に気づくはずです。時速60kmで滑走中にちょっとしたギャップを見逃すなんてことがあったら…、深刻なケガに繋がる大クラッシュを起こしてしまうことは想像に難くないでしょう。
さて、ゴーグルのブランドですが、こちらもいろいろある中で最も有名なのはオークリーではないでしょうか。有名だけあって機能も間違いありません。私はDragon、Anon、DICE、そしてオークリーを使ったことがありますが、結局オークリーのプリズムレンズが視認性・曇り防止・視界確保・フィッティングのあらゆる面でベストでした。
ということで、こちらもオススメを探してきました。レンズの色ですが、透過率低めかつ幅広い天候に向いているとなると男性なら緑(JADE)や青(SAPPHIRE)・女性ならハイピンクでないピンク(ROSE GOLD)ですかね。透過率高いと目が透けて見えて恥ずかしいので。。
いずれも執筆時点でメーカー希望小売価格からは35〜40%割引です!
※レンズの色ごとの機能詳細はメーカーHPを参考にしてください。
グローブ:DAKINEで文句なし!
グローブは一番ネットショップでの「型落ち」購入に適したアイテムかもしれません。その理由としては次のようなものがあります。
- 他ギアよりも単価が安い
→ということはつまり、気軽にポチれる
(と言っても1万円前後はかかりますが) - サイズ選択の難易度が低い
→Sサイズの人がMサイズ買ってもなんとか使えるしそもそもフリーサイズも多い - 消耗が激しく購入頻度が高い
→バインディングのつけ外しを中心にダメージが蓄積しやすいですね
ただグローブもピンキリです。「型落ち」からは離れますが、ドンキやコンビニでも売ってたりしますしノーブランド品も多くあります。そういった製品の多くは有名ブランドの「型落ち」よりも全然安かったりします。私も初心者の頃に使ったことがありますが、撥水性や保温性が心もとなく手が冷たくてしょうがなかったですね…。
ということで、ここでは私が長年愛用していて間違いなく高性能かつそこまで高くない、DAKINEグローブをオススメします!
最近はスマホ操作の都合もあってか(?)、ミトン+インナーグローブの組み合わせがスノーボーダーの主流のようです。スキーヤーの場合は指が分かれていないとストックの握り具合が変わるとかあるらしいですが、ボーダーには関係ないですからね。ミトンで中で指くっつけているとあったかいですよ。
板・バインディング・ブーツはできれば実店舗で
繰り返しになりますが、このいわゆる「3点セット」については、ネットでの購入はオススメしません。目指したいスタイルに応じた板の特性、それぞれのサイズやバインディングのセッティングなど様々な要素を検討しなければならないため、ショップの店員さんに相談しながら購入するべきだと思います。なのでここではオススメ商品もご紹介しないでおきます。
それでもどうしてもネットで買いたい!という方は、バインディングの取り付け・セッティングまでコミコミになっているものを選んでください。ここは知識が無いままご自身でやってしまうと後々とんでもないことになってしまうかもしれませんので。
まとめ
今回は、ギア別にオススメブランドの「型落ち」を具体的にご紹介してきました。
実はこのオススメブランドをすべて揃えると…、すいません、私と同じラインナップになります。私が自分で使って間違いない!と思ったものを選んでいますので。。嫌だったらなにか一つ変えてください(笑)。
いずれにしても、「型落ち」を効果的に活用することでコスパの高いスノーボードライフを目指してくださいね!!