こんな人向け
- フリーランはかなり滑れるようになって、なにか技を身につけたい!
- グラトリもやっているが、キッカーにもチャレンジしたい!
- キッカーに挑戦してみたいけど、何から始めればいいかわからない…
はじめに
オフシーズンに入りましたが、次のシーズンはキッカーに挑戦してみたい!と考えている方も多いのではないでしょうか?
このブログでは、キッカー初心者向けにキッカー攻略の6つのステップを解説します。今のうちからイメージを固めて、次のシーズンにはヒーローになろう!
【6つのステップ 記事一覧】
- ステップ1 キッカーデビュー前に知っておきたい4つのポイント ←この記事
- ステップ2 キッカーの種類と初心者におすすめ「テーブルトップ」について
- ステップ3 キッカーでのオーリーを成功させるたった1つのコツ
- ステップ4 ついにキッカーでの技に挑戦!基本の4グラブと3つのコツ
- ステップ5 テールグラブの練習を通じてコツを身につけよう!グラブのレベルを引き上げる「ポーク」
- ステップ6 バックサイド180でカッコよくスピントリックデビュー!成功のポイントを徹底解説
【タイパ重視派向け】超ショート解説動画
今回伝えたいことをまとめた30秒の超ショート動画です。
時間が無い方はこの動画だけでもだいたいわかるようにしています。
【じっくり派向け】4つのポイント解説
はじめてキッカーに挑戦するとき、とんでもなく勇気を振り絞っているはず。
まわりに並んでる上手そうな人への気後れ、近づくと思ったよりデカいキッカー・・・。その挙げ句にとんでもないコケ方をして、痛いし恥ずかしいし当分キッカーには近寄りたくない!と思ってしまうことになるかも。
はじめてのキッカー経験を楽しい記憶で終わるために、ポイントを解説します。
ポイント① 適切なサイズのキッカーを選ぶ
大きいキッカーは難しく大爆死の可能性が高くなるのでもちろんダメですが、小さすぎるのもダメです。
全く浮遊感を感じないので、成功したとしてもつまらないです。
3m〜4mくらいのサイズがベストです。
ポイント② スタート地点を下の方にズラす
はじめての挑戦で一番多い失敗は
- アプローチでビビリのあまり何回もエッジをかけ
- リップの上り坂の圧力でバランスがとれなくなり
- ヒール抜けになってそのままヒール側に落ちてケツを強打(いわゆる「まくられる」)
という流れです。
それを防ぐために、まわりの人達やスタート目印よりスタート地点を下の方にズラすことで、アプローチでスピードを上げすぎず、バランスを崩すのを防ぎます。
ポイント③ 小さくなり直滑降でリップまで
スタートしたら、腰からでなく膝を曲げることで体勢をかがめ、怖さに耐え、ついエッジをかけたくなるのを我慢し、そのまま直滑降でリップを駆け抜けます。
速度にビビるのを抑えるために②でスタートを下にズラしているので、直滑降で行ってもそこまでスピードはつかないはずです。
なのでエッジをかける理由はないはず。小さくかがんでいるので上り坂の圧力にも耐えそのままの体制で跳び出せるはずです。
ポイント④ 最初は伸び上がらず素抜けで
本来はここでリップに合わせ伸び上がる→オーリーすることで高さと飛距離を出すのだけれど、最初の段階では求めすぎです。
焦って伸び上がると結局バランスを崩す原因にもなるし、また「早抜け」という別の悪い癖の問題も出てきます。
この段階では欲張らずそのまま伸び上がらない「素抜け」で。
安全にそのまま着地でき、浮遊感も味わえヤミツキになるはず!
まとめ
この4つのポイントを守れば、キッカーデビューを安全に成功させ、浮遊感も味わえるはずです。
次回のステップ2では、初心者でも挑戦しやすいキッカーの種類と選び方について解説します。
※この記事は、安全を第一に考えて作成されています。キッカーに挑戦する際は、必ずヘルメットやプロテクターを着用し、周囲に注意して滑りましょう。