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2024-2025シーズンも、シーズン券に続き各スキー場の早割リフト券の価格がオープンになってきました。
以前の記事で触れたように、今年はほとんどのスキー場でリフト券を値上げしています。事情はわかりますが利用するコチラ側のおサイフ的にはとっても痛い……ということで、正当にコストを下げれる早割リフト券をうまく活用して、コスパを追求していきたいところです。
でも「コスパを追求」といっても難しいですよね。どこのスキー場がどれだけ割り引いているかなんて比較しているヒマ無いし、早割リフト券を販売しているサイトとかもいくつもあって、サイトごとに販売価格の違ったりするみたいです。普段の生活で忙しいのに、調べている時間なんてない!
そこで今回は、まず早割リフト券を次の5つのどこかで販売している127のスキー場を徹底比較しました!
【調査したサイト】
- 【対象数最大】Winter Plus
早割リフト券販売の老舗。103スキー場と取り扱い数は最大。 - 【スマリフ】SURF&SNOW
各種情報が充実。サイトが見やすく検索しやすい。 - 【白馬といえば】snownavi
白馬周辺のゲレンデレポートのサイト。早割ではやっぱり白馬周辺のものが充実している印象。 - 【コスパ最強】アソビュー
対象スキー場数は限定的だが、2%ポイント還元されるのでコスパ最強!アソビュー優先で買いたい。
リフト券だけでなくいろいろなレジャー施設を対象にしているので、ポイントをうまく使えばさらに得。 - 【実店舗有】アルペン&スポーツデポ
全国展開している大型店。すぐに入手したいときはイチバン(Web販売もあり)。
そしてまず”単純な割引率”をランキング化しました!さらに後半では、さらに一歩踏み込んでの「総合オトク度」を算出し、こちらもランキングにしました。
早割には期限があります。早いものでは10月いっぱいで販売終了になります。こちらをご覧いただき、早割を購入するかどうかの参考にしてくださいね。
“単純な割引率”トップ10
まずは「早割リフト券」の、「1日券・正規料金」に対する”単純な割引率”の発表です。といっても早割は2枚セットとか、シニア券があったりとか券種がいろいろありますので、比較にあたってのルールは一定定めました。この記事の最後にまとめていますので、気になる方はそちらもご覧ください。それでは…!!
第1位 水上高原藤原スキー場(群馬県)
割引率:42.1%、最安早割価格:2,200円、最安値販売サイト:アルペン
「え!?」
と思った方もいるかもしれません。いわゆるメジャーゲレンデではないですよね。
実は”単純な割引率”だと、こういうことが起こるんです。それでは2位以下も見ていきましょう。
2位以下のスキー場
※テンポよく進めるために情報は割引率のみ掲載
- 第2位 タングラムスキーサーカス(長野県) 割引率:41.7%
- 第3位 戸狩温泉スキー場(長野県) 割引率:40.0%
- 第4位 ニノックススノーパーク(新潟県) 割引率:39.6%
- 第5位 パルコール嬬恋リゾート(群馬県) 割引率:39.0%
- 第6位 赤倉観光リゾートスキー場(新潟県) 割引率:38.5%
- 第7位 GALA湯沢スキー場(新潟県) 割引率:36.8%
- 第7位(同率) ウイングヒルズ白鳥高原(岐阜県) 割引率:36.8%
- 第9位 グランデコ(福島県) 割引率:36.7%
- 第9位(同率) ハンターマウンテン塩原(栃木県) :36.7%
いかがでしょうか。どれもとても良いスキー場なんですが、なんというか来場者数ランキングに入ってくるようなメジャーな先はGALA湯沢くらいでしたね。
これはこれで有益な情報なのかなと思いましたが、ちょっと不完全燃焼感が否めません…。
“総合オトク度”トップ10
単純な割引率はよくわかりました。でも、割引率が大きかったとしても、そこが行きたいスキー場かどうかはわかりません。行く気がないスキー場でいくら割引が大きくても「ふーーーん」って感じですよね。
「行きたいスキー場」、これは人によって好みが分かれますのでなんとも言えません。でもどうでしょう、リフト1〜2本のこじんまりとしたスキー場より、リフト何十本もあるビッグゲレンデのほうが行きたいという人は比較的多いんじゃないでしょうか。そんなビッグゲレンデでの割引率が大きかったらやっぱり嬉しいですよね。
ということで、今度は「リフト本数が多い=行きたい人が多い」と仮定してみました。ここから、次のように”総合オトク度”を算出してみようと思います。
”総合オトク度”算出方法
まず、先ほどの割引率とリフト本数をそれぞれ次のように点数化します。スコアリングってやつです。
- 割引率
割引1%ごとに1点 例:35%割引→35点、7%割引→7点 - リフト本数
リフト本数をそのまま得点へ 例:リフト本数10本→10点
リフト本数は「本当のハイシーズンしか動かない」「土日しか動かさない」「長さと速さが全然違う」とかいろいろありますが、とりあえず今回はそういったことは考慮しないこととします。
そのうえで、この割引率とリフト本数をかけ算します。足し算でなくかけ算する理由ですが、四角形の面積を算出するイメージですね。片方だけ長くても面積は大きくなりません。両方バランス良く長いものが一番大きな四角形を描きます。このかけ算の結果を”総合オトク度”と定義します。
それでは、いよいよ結果発表、トップ10です。今度は3位から見ていきましょう。果たしてどうなったでしょうか・・・!!
第3位 赤倉温泉スキー場(新潟県) 490点
リフト本数:14本、割引率:35.0%、最安早割価格:3,900円、最安値販売サイト:Winter Plus
割引率ランキングでも6位につけていた赤倉温泉が、順位を上げて3位に入りました!
リフト本数は14本と十分にビッグゲレンデと言える数です。
妙高は雪質も良く高速インターからも近いです。赤倉観光や妙高杉ノ原など周辺にも大きなスキー場が多数ありますが、いかんせん首都圏からも関西からも距離がありますので、早割で浮いたお金をホテル代にまわして泊りがけで行きたいですね。
第2位 ネコママウンテン(福島県) 491点
リフト本数:14本、割引率:35.1%、最安早割価格:3,700円、最安値販売サイト:全サイト同一
3位とわずか1点差。2023年に2つのスキー場が合体して誕生した新生ネコママウンテンが2位です!
合体によりリフト本数が多くなったのが効いていますね。昨シーズンは来場者数もグッと増えたようです。ただ別記事でも分析してますが、来場者数の増加の割にはリフト価格が上がっていませんので、今シーズンはちょっと混んでしまうかもしれません。平日有休を取って行くなど、混雑に当たらない対策を考えましょう。
↑保証金500円込の価格。実質は3,700円。
第1位 上越国際スキー場(新潟県) 656点
リフト本数:19本、割引率:34.5%、最安早割価格:3,600円、最安値販売サイト:全サイト同一
1位は湯沢エリア、上国です!
実はデータ上では岩原スキー場とリフト価格・割引率は同じなのですが、リフト本数の多さからこの結果となりました。
早割はナイターまで利用できる「1日券プラス」という券種になることもプラスポイントです。利用可能時間まで含めたらさらに圧倒的になるかも!?
4位以下のスキー場
続いて、4位以下の発表です。これも”単純な割引率”と比べると、来場者が多いメジャーゲレンデが並ぶ結果となりました。あなたが行こうと思っているスキー場はあるでしょうか!?
- 第4位 つがいけマウンテンリゾート(長野県) 481点
リフト本数:18本、割引率:26.7%、最安早割価格:5,500円、最安値販売サイト:Winter Plus・Snow Navi・SURF&SNOW・アルペン - 第5位 GALA湯沢スキー場(新潟県) 442点
リフト本数:12本、割引率:36.8%、最安早割価格:4,300円、最安値販売サイト:Winter Plus・Snow Navi - 第6位 石打丸山スキー場(新潟県) 390点
リフト本数:12本、割引率:30.0%、最安早割価格:4,900円、最安値販売サイト:アルペン - 第7位 舞子スノーリゾート(新潟県) 354点
リフト本数:10本、割引率:35.4%、最安早割価格:4,200円、最安値販売サイト:Winter Plus・Snow Navi・SURF&SNOW・アルペン - 第8位 エイブル白馬五竜 & Hakuba47(長野県) 317点
リフト本数:18本、割引率:17.6%、最安早割価格:7,000円、最安値販売サイト:全サイト同一 - 第9位 岩原スキー場(新潟県) 311点
リフト本数:9本、割引率:34.5%、最安早割価格:3,600円、最安値販売サイト:全サイト同一 - 第9位(同点) 会津高原たかつえスキー場(福島県) 311点
リフト本数:9本、割引率:34.5%、最安早割価格:3,600円、最安値販売サイト:全サイト同一
分析した全127スキー場のデータ集
別記事にまとめています。スキー場ごとに最安値サイトを調べ上げていますので、こちらも是非参考にしてみてください!
まとめ
今回は、早割リフト券を購入しようとする時に悩んでしまうポイントについて解説しました。
“総合オトク度”を算出した結果、オトクなのは1位:上越国際、2位:ネコママウンテン、3位:赤倉温泉となりました。
早割リフト券は早ければ10月で販売終了となってしまいます。この記事を、今シーズンより良いスノーボードライフを送るための早割購入の参考としていただければ本望です!
巻末:各種比較の前提条件について
- 複数スキー場共通リフト券の場合は、当該スキー場1日券との比較で算出された割引率を採用
- 複数枚セットの場合は、1枚あたり単価と当該スキー場1日券との比較で算出された割引率を採用
- 複数券種ある場合は全日(土日)・大人料金(シニアでない)
- 販売サイトによって「2枚セットのみ販売」「1枚のみ販売」と分かれる場合、2枚セットの方が割引率が大きくなろうとも1枚販売を優先して最安値として表示
- リフト本数はSURF&SNOWのデータを主として拝借、データ無い場合は各HPで補完
- 保証金が込みか抜きかでサイトの表記が異なっている場合あり、実質同額の場合はいずれも◯で表記