【スノボインナーおすすめ】高機能インナーは本当に暖かい?コスパ最強はコレ!


スノボインナー徹底比較

「スノボのインナー、何にしたらいいかな?」

スノーボードに限らずウィンタースポーツをやろうとしたことがある方なら、この悩みは一度は抱いたことがあるはずです。なにせ一面雪の中で長時間活動するわけですから、極寒の世界だろうなことは誰でもカンタンに想像がつくことと思います。

実際は時期や天候、3月の春先や2月でもピーカンであればむしろ暑く、半袖で滑っている人もいるくらいなんですが、12月末から1月くらいの時期で強風・大雪のタイミングに当たってしまうと本当に寒いです。

寒がりな方はこの寒さが想像するだけでイヤで、スノボデビューを諦めてしまうかもしれませんね。

そんなとき、防寒にもっとも重要なのがインナー、ファーストレイヤーという1枚目に着るものだと言われています。でもネットで調べると高機能高価格のモノがいっぱい出てきます。こんな高いの買わないと寒さしのげないの?じゃあやっぱりスノボ行くのイヤだな…ってなっちゃいますよね。肌着に近いものに1万円近くのお金を出すなんて、ちょっと勇気がいると思います。

このブログでは、スノーボード人口を増やすお手伝いをすることを目的としています。そして私は20年以上スノボをやっていますが昔からずっと寒がりなんです。なので同じように寒さが苦手な方のために、私が実際に購入して着てみたインナーの感想のご紹介&おすすめしますので、参考にしてみてください。

※本記事の内容はすべて私個人の感想です。商品を誹謗中傷する意図は一切ありませんのでご容赦ください。また購入したのが少し昔のものもありますので、その後進化して改善しているかもしれません。

はじめに|寒いと感じるタイミング

「リフト待ち」「リフト乗車中」です。

ゴンドラでなくリフト、それもフードがついていない吹きっさらしリフトがいっちばん寒いですね。

滑っている最中は寒さはあまり感じません。これは上級者でも初心者でも同じです。滑ろうとしてチカラを込めて踏ん張っていると、身体は思った以上の熱を生み出すみたいです。

なので、今回はこのリフト乗車中でなおかつ強風・大雪の悪天候の場合でどうなのか、という前提で説明します。

比較する商品

実際に私が長く着ていた次の4種類を、星5段階で評価します。

ちなみにですが、インナー以外に私が着ているのは、大抵は

  • 上半身:ロンT+プロテクター(+極寒時フリース)+ウェア
  • 下半身:プロテクター+ウェア

です。プロテクターがかなり暖かいので必要以上のものは着ないようにしています。

その1:ミズノ ブレスサーモ – 期待外れの結果に…

汗で発熱するはずだけど、感じたことない。
そもそも吹きっさらしのリフト乗車中に汗かかない!

寒がりな私は当時も暖かいインナーを求めてスノボショップやスポーツ用品店を巡っていたのですが、「汗で発熱する」というとても魅力的なコピーで心を奪われたのがこれです。

ウィンタースポーツでもスポーツ中には汗をかく、その汗をもとに発熱する素材、だと!寒さ対策に発熱したら最強じゃないか!!

ということで飛びついて買って、ワクワクしながら着ていきました。その感想は…冒頭の通りです。まあ当時滑っていたのが住んでいた北海道のゲレンデで、マイナス20度という極寒のなかだったのも関係しているかもしれません。とにかく、一番寒いリフトのときには汗かかない、だから発熱しないということで、残念ながら寒さ対策には役立ちませんでした。

その2:ファイントラック メリノスピンサーモ– 高いけど…

裏地の素材のせいでチ◯ビ痛い!
暖かさ?正直あんまり違いは感じない!

ミズノブレスサーモの能力を信じてしばらく使っていましたが、どうも私にはただ生地がしっかりしているだけのインナーにしか感じられず、また長年使っていて劣化してきたので思い切って高機能製品を購入してみました。1万円近くする商品です。

それだけにしっかり下調べをしました。ウィンタースポーツで寒いと感じる原因は概ね「汗冷え」にあるらしく、滑っている最中にかいた汗がリフト乗車中に冷えて体温を奪い取ることで寒さを感じるというメカニズムだそうです。そしてその汗冷えを防ぐには吸汗速乾素材が適していて、メリノウールがベストであると!

なるほど、これしかねえ!という思いで購入し、ウキウキで滑りにいってみました。その感想は冒頭の通りです…。

吸汗速乾の性能を重視してなのか、裏地がちょっとゴツゴツしてます。スタート直後はなんともなかったんですが、そのゴツゴツが少しずつ私の胸元にダメージを与えていき…。

私の肌には合わなかったということなんだと思いますが、高いお金を出したのでかなり残念でした。

その3:ユニクロ 超極暖– 思わぬ結果に

超極暖

寒い!とにかく寒い!
速乾機能がないから汗冷えしまくり?

ミズノブレスサーモの能力を信じられなくなってきた頃に、やっぱ結局ユニクロが一番あったかいんじゃ?と思い、なかでも一番スゴそうな超極暖を着ていってみました。

結果は、たぶん今回のなかで一番寒かったです。滑っている最中にかいた汗がリフト乗車中に冷えてくるという悪循環。あとで調べて気づきましたが、超極暖は吸汗速乾に関しての機能はないんですね。勉強になりました。

その4:意外な発見!ユニクロ ヒートテック2枚重ねの威力

ヒートテック

あれっ…これが一番暖かいかも…!
いやそんなバカな…!!

もうなんか色々考えるのがイヤになって、誰でも持っているようなヒートテックを2枚重ねで着ていきました。な、なんと、暖かい…。超極暖は寒かったのになんでだ!逆ならともかく!

と思って調べてみると、実は普通のヒートテックにだけ吸汗速乾の機能がついているんですね。そしてそれを2枚重ねしたから空気の層がうまくできて、暖かさを生み出したようです。ヒートテックは今回紹介したほかのインナーと比べて圧倒的に薄いので、重ね着しやすいというところもメリットに繋がったようです。

コチラを参考にしました。吸汗速乾マークが超極暖にはなく、普通のヒートテックにはついていますね。

でも正直、これが一番暖かいと認めたくありません。高機能インナーにかけたお金はなんだったのか…!!

まとめ

高機能インナーにこだわるよりも、ユニクロのヒートテックを2枚重ねにするのが、コスパも良く、暖かさも十分という結果になりました。

もちろん、個人の体質や、どのような環境でスノーボードを楽しむかによって最適なインナーは異なります。私はこの冬もヒートテックを使った2枚重ねで行く予定ですが、1枚目にヒートテック、2枚目にファイントラックを試してみようと思います。果たしてどれだけ暖かいか?またレポートしたいと思います。

この記事が、あなたのインナー選びの参考になれば幸いです。


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