【夏こそ練習④】徹底比較！結局どのオフトレ施設が近くてコスパいいいの？首都圏編

今年も夏はとても暑いですね。年々暑い時期が長くなってきている気がします。

反対に、冬の期間そして降雪量はどんどん減っています。シーズンが短くなってきているということになりますね。もちろん滑れる期間・練習できる期間も短くなっていく一方です。

ということは、スノボうまくなるには夏に効果的な練習をするしかない！！

ということで、今回も夏のオフトレのオススメです。今回は「オフトレがいいのはわかったけど、結局どこが通いやすいの？」という疑問をもとに、住んでいる場所のケース別に複数のオフトレ施設の通いやすさを所要時間・コストの両面から比較してみました！まずは首都圏編です。この記事を読んで、行きやすいオフトレ施設に足を運ぶきっかけにしてくださいね！！

首都圏近郊のオフトレ施設

オフトレ施設にはいろいろ種類がありますが、このブログのコンセプトに合わせて広い意味で「飛べる」施設を今回は対象としました。なので「湘南BRUSH?」や「スノーヴァ新横浜」のようなジブ・フリーランメインの施設は外しています。逆にハーフパイプの「カムイみさか」は入れています。

そのうえで、関東近郊の施設と次で説明する「発着地点」をgoogleマップで一覧化してみたのが上の画像です。本当はこのうえ、群馬の沼田周辺にislet(アイレット)というマットジャンプの施設もあるのですが、明らかに埼玉クエストの方が近いので外しました。なので残り5施設、つまり

• ウォータージャンプS-air
• Flyhillつくばみらいジャンプスキー場
• 埼玉クエスト
• 千葉KINGS
• カムイみさか室内ゲレンデ

の比較になります。

比較のルール①発着地点

まずは、発着地点として比較的人口が多いと思われる地域の中心的な駅を設定しました。

1. 府中駅（東京都）
2. 横浜駅（神奈川県）
3. 大宮駅（埼玉県）
4. 船橋駅（千葉県）

この4つです。

比較のルール②採点方法

それぞれの発着地点ごとに、5つの施設への「所要時間」とガソリン代・高速代・施設利用料などを踏まえた「コスパ」を算出し、ランキング化します。1位：5点、2位：4点〜と採点し、「所要時間」「コスパ」の合計得点が最も高い施設をその発着地点での総合1位とします。

お住まいの近くの発着地点の結果を見てみてくださいね！

比較のルール③その他

細かい比較条件です。

• 出発時間は土曜朝10時、施設を出る時間は同じく土曜の夜18時とする
• 所要時間はgoogleマップで検索した際の最短時間と最長時間の平均とする
  例：1時間50分～2時間30分　→　2時間10分
• 行きと帰りは同じルートを通る
• ガソリン代は1リットルあたり160円とする
• 燃費は1リットルあたり12km走行できるものとする
• 高速はETC休日割引のみ適用
• 同乗者がいたとしても交通費はワリカンせずご自身ですべて負担するものとする
• 施設ではHPに掲載されている施設利用料のみを支払うものとする
  駐車場代やレンタル代、保険代などは考慮しない
  施設使用料は3時間券など一番ベーシックなもので男性料金

「みさかは1st前提ならこんな時間に移動しない」とか「みさかは冬装備でそのまま行けるから余計な準備いらない」「ウォーターはライフジャケットとか必要になってくる」「平日派だからETC割引関係ない」とかいろいろなご意見あると思いますが、条件設定しないと比較しようがないのでご容赦ください…。

ケース１：府中駅発着の場合

S-airが一番通いやすい！
ウォータージャンプ以外が希望なら、埼玉クエストかカムイみさかへ！

府中駅からS-airは実はかなり近いんですね。距離のメリットを活かして1位となりました。この位置関係なら高速を使わず下道で向かう前提になるのも大きいようです。

どうしてもウォータージャンプがちょっと…という方は、埼玉クエストとカムイみさかは同点という結果になりましたので、趣味嗜好に合わせてどちらかを選択してもいいでしょう。

Flyhillと千葉KINGSは遠くて高いので、ちょっと難しいかなという感じです。

S-Air:行き0:55,帰り0:55/(片道)高速0円,距離13.6km,施設4,800円
Flyhill:行き2:10,帰り2:00/(片道)高速3,010円,距離89.0km,施設3,000円
埼玉クエスト:行き2:15,帰り1:55/(片道)高速1,970円,距離76.4km,施設3,800円
千葉KINGS:行き2:20,帰り2:00/(片道)高速2,940円,距離85.4km,施設3,800円
カムイみさか:行き2:10,帰り1:55/(片道)高速1,740円,距離94.8km,施設4,800円

ケース２：横浜駅発着の場合

アクアライン通って千葉KINGS！
環八が空いていそうならS-airもありかも！？

こちらも、意外と近いシリーズで千葉KINGSが首位となりました。アクアラインさえ突破してしまえばもう目の前です。逆に、最近は落ち着いているようですが、海ほたるへの観光などでアクアラインが混んでしまうとダメージが大きいです。

S-Airの得点が高いのは、こちらも位置関係上あまり高速を使わなくて済むということでのコストの高得点によるものですね。第三京浜→環八と進んでたどり着けます。こちらも同じく混み具合がカギになりそうです。

S-Air:行き2:15,帰り2:05/(片道)高速390円,距離49.3km,施設4,800円
Flyhill:行き1:55,帰り1:42/(片道)高速3,040円,距離91.0km,施設3,000円
埼玉クエスト:行き2:40,帰り2:20/(片道)高速1,940円,距離90.0km,施設3,800円
千葉KINGS:行き1:15,帰り1:12/(片道)高速2,100円,距離59.7km,施設3,800円
カムイみさか:行き3:05,帰り2:20/(片道)高速2,150円,距離132km,施設4,800円

ケース３：大宮駅発着の場合

やっぱり埼玉県内のS-air！圧倒的！！
ウォーター以外なら埼玉クエストか、茨城のFlyhillもお手軽かも？

これも地図を見て明らかですが、S-airが近いです。近さは正義。

埼玉クエストも近いですし、こうして見るとFlyhillもかなり近いんですね。大宮近辺の方は選択肢が多くて羨ましいです。

S-Air:行き1:32,帰り1:22/(片道)高速0円,距離26.9km,施設4,800円
Flyhill:行き1:27,帰り1:30/(片道)高速2,390円,距離69.4km,施設3,000円
埼玉クエスト:行き1:47,帰り1:30/(片道)高速0円,距離43.6km,施設3,800円
千葉KINGS:行き2:10,帰り2:05/(片道)高速2,900円,距離98.0km,施設3,800円
カムイみさか:行き3:10,帰り2:45/(片道)高速3,000円,距離141km,施設4,800円

ケース４：船橋駅発着の場合

千葉KINGSとFlyhill、どっちもいい感じ！
その日の気分や天候で決めよう！

意外にも同一県内の千葉KINGSとお隣り県のFlyhillが同点トップという結果になりました。

船橋がちょうど両者の中間地点という感じなのですかね。こちらもその日の気分、天候、道路の混み具合、施設の混雑状況などで様子を見ながら行きたい方にいけばいいのかなと思います。

S-Air:行き2:05,帰り1:45/(片道)高速1,640円,距離73.2km,施設4,800円
Flyhill:行き1:22,帰り1:12/(片道)高速1,800円,距離62.1km,施設3,000円
埼玉クエスト:行き2:20,帰り1:55/(片道)高速2,720円,距離106km,施設3,800円
千葉KINGS:行き1:20,帰り1:27/(片道)高速1,100円,距離45.2km,施設3,800円
カムイみさか:行き3:25,帰り2:50/(片道)高速3,680円,距離147km,施設4,800円

まとめ

今回は、首都圏の主要な地点から通いやすいオフトレ施設について解説してきました。あなたの自宅に近い発着地点があったら、是非参考にしてください。

また、所要時間は渋滞によって左右されます。交通費は首都高と常磐道（Flyhill最寄りの谷田部ICまで）がETC休日割引対象外なので、この影響をなるべく受けないようにして考えていくのがポイントです。

各地点からもっとも通いやすい施設は次の通りです。

• 府中駅：S-air
• 横浜駅：千葉KINGS
• 大宮駅：S-air
• 船橋駅：Flyhillか千葉KINGS

次回は関西編を解説します。この記事を参考にして、夏の間にしっかりとレベルアップしてください！